2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

処分するなら高く売りたい

5/31日経新聞の朝刊「日経プラスワン」に「とことん試します」という記者の体験レポートが掲載されています。今回のテーマは「いらない本、高く売れる場所どこなの」。その記事には古書現世の向井透史さんが電卓片手に査定している写真が載っていました。そ…

あのブログが本に

小谷野 敦さんの「猫を償うに猫をもってせよ」というブログが本になります。5/29の「東川端参丁目の備忘録」を読んでいて、この記事を発見。その紹介をそのまま引用させてもらいました。気になる一冊です。『猫を償うに猫をもってせよ(仮)』小谷野敦 白水社 …

晶文社のHPから

今日のサイトめぐりで晶文社のHPを見ると、近代ナリコさんの「女のエクリチュール」という連載が始まりました。前に大谷能生さんの「植草甚一のいた時代」を紹介しましたが、晶文社復活の兆しを感じます。この他に、萩原魚雷さんの「散歩は古本屋巡礼」や都…

はてなの編集画面が変わった

今朝、ブログを編集しようとすると、はてなの編集画面がいつもとちがっていました。いつでしたか、編集画面の変更がありましたが、記憶の限りでは今回で2回目。変更に伴いブログが編集しやすくなったかどうか。いつもはエディターで下書きをし、それをコピペ…

ブログあれこれ

まずはこの話題。ブログめぐりをしていると、関心のあるブログが突然休止、また更新せずということがあります。事情は不明ですが、昨日取り上げたhigonosukeさんの「黌門客」が更新されていました。なによりです。また、「古書日月堂」のブログを読んでいる…

いつもの古本屋めぐり

水曜日なので、いつものよう古本屋めぐりをしました。今日は先週より収穫あり。一冊でも納得する本があると、それだけで十分です。自分が欲しいと思っていた本を探し、見つける場合もありますし、出会う場合もあります。これは勘というか、運というか、縁と…

久々ブログめぐり

5月も今週で終わりです。最近は一週間終わるのが早い! 今日は夜時間あり、ゆっくりとブログめぐりをしました。すでにアンテナに登録しているブログのリンクを見てみても、これ!という新しいブログがありませんでした ・・・ 残念。最近追加した「フクヘン。- …

今日は小さく薄い本

昨日は厚く、高い本を取り上げましたが、今日は小さく、薄い本を取り上げます。どの街にもいい古本屋はあるもので、それがないといい街とは言えない、ということを松浦弥太郎さんがどこかで書いていました。確かにそうだと思いますが、そうとは言い切れない…

すごい本がきた

図書館から、予約本が届いているので取りに来てください、との連絡があり。小雨降る中、取りに行きました。図書館のカウンターで受け取ると、単行本2冊以上の厚さがあるのは確か。何とも分厚い本で驚きました。その本、斎藤美奈子さんの『本の本』(筑摩書房)…

荻窪から新宿へ

雨がようやく上がり、ずっと家にいたので、今日は外出。荻窪から新宿へ、書店めぐりをしました。古本だけでなく新刊も見てきました。荻窪での収穫は次の通り。しかし、1冊線引本あり。一応全頁を見たはずがなぜ? 西脇順三郎『詩学』(筑摩書房) 池田晶子『人…

田中優子さんの江戸

田中優子さんの『江戸はネットワーク』を読みました。すでに『江戸の想像力』や『江戸の音』が高く評価されていますが、今回の『江戸はネットワーク』も実に面白かった。オススメの一冊です。この本は『太陽』に連載の「江戸はネットワーク」をベースに、江…

木村衣有子さんと小池昌代さん

木村衣有子さんのブログ「ライト日記」に、木村さんの新しい連載が小学館の「WEBきらら」に掲載されることが記されていました。「WEBきらら」に行くと、確かに「猫になりたい」という新連載が始まっていました。その下を見ると、小池昌代さんの「転生…

見つけた本と気になる本

今日は水曜日に古本屋めぐりをしませんでしたので、帰りに「ブ」に立ち寄りました。単行本も新書も文庫もいい本がなく、今日は手ぶらで帰ろうと思っていました。が、さらに一巡。次の本を購入しました。 柴田元幸『猿を探しに』(新書館) ドウス昌代『日本の…

池内紀『海山のあいだ』

今日は晴れ。昨日の風雨がウソのようです。今日は水曜日だというのに、古本屋めぐりができませんでした。気づいたら夜7時、なんとも。今日池内紀さんの『海山のあいだ』(角川文庫)を読み終えました。この文庫は第10回講談社エッセイ賞受賞作で、一読して池内…

活字文化の危機

昨日は忙中閑なし、ブログを書くことができませんでした。今日はブログを一巡。「紀田順一郎さんIT書斎」 5/20「書窓漫録」の <「本に関する本」は今…>を読みました。「本の本」も退潮していると語り、次のようにまとめています。<賑わいは夢のごとく、とは…

今日は開店休業

東京堂書店リニューアルオープン

「東川端参丁目の備忘録」の5/17「東京堂リニューアル」を読んで、これは神保町へ行かねばと思いました。以前、私もこの件をブログで取り上げていましたが、もうすでに5/16にリニューアルオープンしていたとは不覚でした。東川端さんの記事では、東京堂の3…

森山大道さんの個展と本

今朝、日経新聞の朝刊を読んでいると、読書欄の「フロントライン」に森山大道さんの個展と本が取り上げられていました。森山大道さんの個展が東京都写真美術館で6月29日まで開催されています。その個展のカタログに代えて刊行されたのが『森山大道論』(淡交…

「ブ」での本の買い方

昨日のことを触れずに、寺山修司さんの『月蝕書簡―寺山修司未発表歌集』(岩波書店)を紹介しましたが、その中で特に印象深い歌を掲載しました。寺山さんの未発表の歌ですが、妙に心に残っています。さて、昨日はふらっと立ち寄った「ブ」で、単行本が1冊500…

寺山修司の本

月蝕書簡―寺山修司未発表歌集 父といて父はるかなり春の夜のテレビに映る無人飛行機 →四谷書房

植草甚一のいた時代

「Mの日記@古本T」の5/14「酒の締めには冷やごはん」を読みました。冒頭に<書肆紅屋さんのブログで、晶文社のサイトにおいて大谷能生氏による「植草甚一のいた時代 J・J氏と二○世紀の日本文化」という連載が始まっていたことを知る>とありました。晶文社…

水曜日は古本の日

今日水曜日は古本の日にしています。週中で一服といったところでしょうか。そんな愉しみも一週間のうちにあってもいい気がします。たかが趣味、されど趣味。これはいい気分転換になります。ということで、神保町、秋葉原をめぐりました。歩いていも、コート…

ブログめぐりは愉しい

空想書店 書肆紅屋さんの5/12ブログ「ブックオフの業績見通し」で「ブ」の経営状況を詳しく書いていました。「ブ」のいままで、いま、これからを数値が指摘されると、説得力があります。「ブ」の経営指標を見ても、頭打ちの傾向にあります。会社経営の利益向上…

外山滋比古『「読み」の整理学』

この寒さは如何ともしがたい。みんな口々に寒いと言っていました。この天候が続くようでは、冬物をしまわずに出して置くほうがいいかもしれません。夏物に切り替えようとしていた矢先の、5月の寒波?です。先日外山滋比古さんの『思考の整理学』について書き…

河内一郎『漱石、ジャムを舐める』

今日、朝刊を読んでいると、漱石についての面白い文庫が紹介されていました。先日新宿の「J」に行って、この文庫を手に取りました。買おうか買うまいか思案したのですが、先に買いたい本あったので見送りました。手に取ったのは食という独自の視点から漱石…

朝日出版社「週刊本」について

昨日のブログで「週刊本」について触れました。ブログ中の「週刊本」をクリックすると、キーワードのページにリンクし、その内容を見ることができます。「はてな」では次のように説明しています。<朝日出版社から、80年代に「週刊で」刊行された、ニュー…

「ちいさな古本博覧会」に行く

朝、曇天小雨でしたが、時間が経過するごとに、雨が本格的に降ってきました。この雨の中、高円寺の「ちいさな古本博覧会」に行ってきました。会場に着いたのが、11時過ぎでした。一巡しながら、棚から何冊か抜き、チェックをしました。特に問題がなかったの…

線引と改題

今日は古本屋で次の文庫2冊を拾いました。あまり店頭で見ない本なので、一応購入しておきました。今年の「一箱古本市」で文庫が売れたせいか、最近は単行本だけでなく、文庫も気にするようになりました。 唐十郎『風に毒舌』(旺文社文庫) 田中貴子『悪女伝説…

「夜中の学校」についての補足

昨日、「夜中の学校」(マドラ出版)全巻揃ったことを書きましたが、全巻の紹介がなかったので、昨日のブログに追加しました。この学校は次の主旨で設立され、1991年7月から1992年9月まで、深夜のテレビ東京で開講しました。一ヵ月一人の先生が、毎週金曜日に3…

「夜中の学校」全巻揃う!

GWの連休が終わりました。またいつもと変わらぬ日常が始まりました。今日は晴れ。なにやら蒸し暑く、湿気も多いせいか、気だるさを感じました。一日二日すれば、いつものペースに戻るでしょう。今日仕事帰りに、久しぶりに秋葉原の「ブ」に立ち寄りました。…