処分するなら高く売りたい

5/31日経新聞の朝刊「日経プラスワン」に「とことん試します」という記者の体験レポートが掲載されています。今回のテーマは「いらない本、高く売れる場所どこなの」。

その記事には古書現世向井透史さんが電卓片手に査定している写真が載っていました。その横には縦に本の分類、横に販路の一覧表もありました。

この一覧表を見ると、本の分類ごと買い取り状況がどうなのかがわかります。また、サンプル本を販路別に実額が表示されています。こんなに違いがあるのかと驚きます。

記事中では写真の向井さんも登場、岡崎武志さんのコメントもあり、北尾トロさんの話もあり、本好きにとっては見て読んで大いに参考になります。

たとえば、分類別の新書には次のようなコメントが付いていました。

・出版後ごく間もない時期は高額。値崩れは早い
・一般の古書店では買い取り拒否も

これは確かにそうだと思います。こうした参考にあるコメントを数多く読むことができます。

新書がこうも値崩れをおこすのか。文庫・単行本は同等の扱いであるというのに、なぜ? これは不思議です。しかし、これはあくまでも一般論で、新書のなかにも高値のものがあります。

また、このレポートはビジネス書はネットで狙い目、全集は売れないので値崩れを起こしているといいます。こうした話がまだまだあります。

これは一見一読の体験レポートです。