2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

いつものブログ巡り

今日はブログ巡りをして、またいろいろな情報を知りました。今日の本についてのあれこれ。[1] 丸善は、国立天文台が編纂する「理科年表」の公式サイトを30日に開設しました。理科年表の各種データを解説するコンテンツなどを掲載し、利用は無料だそうです。 …

年末、少しずつ本の整理を

いつの間にか、夏が終わり、秋が来て、冬になっています。一日、一週間、一ヶ月と月日が経過し、その365日を一年と呼びます。その一年がもうあと一ヶ月で終わります。今日夕刊を見ますと、NHKの紅白歌合戦の出場者が決定したとか。ニュースも見ますと初出…

新宿古本まつり行

今日は仕事を終え、新宿西口イベントホールで開催されている「新宿古本まつり」(11/27〜12/1)に立ち寄りました。これは毎年恒例になっている古本市で、あちこちの古書店が出店していました。この会場には多くの方が来ていたのですが、あまり活気を感じませ…

三浦しをん『三四郎はそれから門を出た』(ポプラ社)

三浦しをんさんの『三四郎はそれから門を出た』を面白く、一気に読んでしまいました。まだ直木賞を取る前のエッセイや書評も含まれており、なかなか読ませる内容になっています。いつでしたか、三浦しをんさんを取り上げました。が、その三浦さんが直木賞作…

吉祥寺古書店めぐり

今日は吉祥寺に立ち寄ってきました。そこでBやよみた屋ほかを一巡しましたが、吉祥寺すべて古書店を回ったわけではありません。それでも、まずまず収穫ありといったところ。 林達夫・久野収『思想のドラマトゥルギー』(平凡社)※ 小林康夫・船曳建夫『知の技…

ネット書店の動向

[古本うさぎ書林の日日平安]の11月22日「丑三つ時に」で、これからのネット書店の動向について、次のように書いていました。 楽天フリマの終了、アマゾンマーケットプレイスの古書取り扱い開始など、2006年の冬、ネットでの古本販売の環境は大きく変わろうと…

米原万里さんの『打ちのめされるようなすごい本』

先に亡くなられた米原万里さんの『打ちのめされるようなすごい本』が出版され、話題となっています。朝日新聞の11月21日の夕刊「文芸3点」で、鴻巣友希子さんがこの本を取り上げて、次のように書いています。 すぐれた通訳・翻訳者でもあった米原万里氏の全書…

書店も絶えず進化する

「出版ニュース」で次の記事を発見。「西荻に「ヴィレッジヴァンガード」のハンバーガーショップ」。この記事は、今話題のネット経済新聞「吉祥寺経済新聞」*1というに掲載されていました。ヴィレッジヴァンガードコーポレーション(本社=愛知県愛知郡)は1…

戦争って、なに?

「晩鮭亭日常」11月22日「甘さと醍醐味。」を読んで。「クリント・イーストウッド監督好きの小林氏は「父親たちの星条旗」同様に絶賛している」といいます。私もその映画を観ましたが、いろいろなことを考えさせられる映画でした。映画が終わって劇場から出…

hatenaのアンテナをたどって

毎日メールをチェックしたあとは、hatenaのアンテナめぐりをします。その一巡のなかで、いい話があれば、抜書帳にメモします。*1 次に、ブログ掲載のものとそうでないものを仕訳し、このブログを書きます。今日のアンテナから。まず「知ったかぶり週報」では…

なんとも安い文庫あり

新宿の古本屋さんを見ていますと、なんとも安い文庫あり。今は少なくなった1冊100円、4冊200円、さらに10冊400円との表示。こういう店がまだあるのは喜ばしいことです。今ではこういう販促は神田神保町でもめずらしくなりました。私の知っている古本屋さんは…

『神田神保町古書街ガイド 吟遊書人』

ブログ「書店員の話」11/17 で『神田神保町古書街ガイド 吟遊書人』(毎日新聞社)*1を取り上げていました。今年の神田神保町古書街ガイドは雑誌サイズからA5版サイズになったそうです。そして「昨年購入した神保町ガイドと比べると紹介される既存の古書店は…

『苦海浄土』3部作の第2部『神々の村』出版

本はいろいろなことを教えてくれます。本は新しい世界を見せてくれます。また本は驚くほどの現実を知らせてくれます。私は今でも石牟礼道子さんの『苦海浄土』という本の衝撃を忘れることができません。同時期に見た、ユージン・スミスさんの水俣の写真とと…

シリコンバレー精神とは

シリコンバレー精神とは何か? 梅田望夫さんが『シリコンバレー精神』(ちくま文庫)で次のように言っています。!の箇所を抜書きしました。 限られた情報と限られた能力で、限られた時間内に拙いながらも何かを判断しつづけ、その判断に基づいてリスクをとっ…

うれぶれこそ半歩遅れの魅力

山田登世子さんが本日の日経新聞朝刊「半歩遅れの読書術」で「うらぶれの系譜」について書いています。はじめに、 本も男も、「うらぶれ」がいいと思う。ことに男は。思い屈して、背中に哀感がにじむ。その姿はよし。功成り名遂げた男などツルピカ新刊と同じ…

来年の手帳

「書斎のうちそと」を読みますと、「年末に向けて」というタイトルで、来年の手帖を取り上げていました。11月も半ば過ぎ、もうそんな時期ですか。今年もあと僅かになってきました。10月から仕事の関係で、バタバタとあわただしさが増しています。一日、一週…

すべては好奇心から

東京・築地の浜離宮朝日ホールで10月10日に開かれたシンポジウム「闘う建築家・安藤忠雄氏と語る―主題なき時代をどう生き抜くか」(朝日新聞社主催)で、安藤忠雄さんが次のように言っています。 どう生きるか考えろ。可能性は自分の中にある、あきらめ…

我慢はわが身のためならず

今日は仕事の帰りBに立ち寄りました。Bや古本屋さんに行かないと、どうもストレスが増すようです。やはり時間を創って、できるだけBに古本屋さんに行こうと思いました。最近はBも陳列やレイアウトを変え、雑誌コーナーが新設されたり、リニューアルをし…

永遠の自由人のために

11月14日の「三月記(仮題)」で、北実三郎著「永遠の自由人:生きているきだみのる」(未知谷)を紹介し、きだみのるさんを取り上げています。なんとなく懐かしく、なんとなくなるほどいう気持ちになりました。 「きだみのる」の晩年に、岩手県でつきあいの…

今日は久しぶりに神保町へ

今日は天気もよく、仕事が関係で神保町に行ってきました。三省堂や書泉などを廻り、古本屋さんも見て帰ってきました。時間があれば、もっとゆっくりできたのですが、そういうわけにはいきませんでした。いい本に出会い、まとめ買いっていうのが少なくなった…

岡崎武志さんの「okatakeの日記]」が終了

今年の「書物ブログ」の出来事の中で、これは大きく取り扱われる事件(こと)です。何と岡崎さんが「okatakeの日記」を辞めるとのこと。同ブログで知りましたが、本当に驚いています。きっかけはコメント欄への「イヤな書き込み」。それにしても突然の出来事に…

新刊書店と古書業界の現状

『三月記(仮題)』11月12日「「恵文社冬の大古本市」に今年も混ぜてもらいます」を読んで。 それにしても、新刊書店が古本の販売に乗り出す動きが加速しつつあるようです。紀伊國屋書店は「ふるほん文庫やさん」とタイアップして絶版文庫の店頭販売を始めま…

日本とココロのタテカン

さて、今日もブログから。最近、あまり動き回れないので、それだけがどうもきがかり。古本屋めぐりをして、もっと本の情報を集めたい。もっといい本を仕入れたい。そんな気持ちが高まってます。*1今日、ブログを見ていて、「日本」というキーワードで共通す…

ブログを散歩して

日々忙しなく歩き回っていますが、土はゆっくりとブログ散歩しました。のんびりとブロクを見て回りますと、あちらこちらに寄り道をしてしまいます。この寄り道がまた愉しく、そこからさらに本の森の中へ。そんな風に歩き回り、見つけた本についてのあれこれ…

週末に『出版業界最底辺日記』を

最近の忙しさと慌しさに、余裕のない日々を送っています。そしてもう土曜日。一週間が過ぎるのがあっという間です。これが11月から12月にかけて、徐々に加速していくのでしょうか。でも、「人間らしくやりたいな」、そんなふうに思います。手元の高田文彦さ…

(金) あっという間の一週間

読書の秋だから

今日は秋の空。昨夜は空に月でした。意味もなくじっと眺めてしまいました。そんな一日の終わり。時は秋から冬に静かに変わりつつあります。まだ今週はいい天気が続くようです。いま高田文夫さんの『笑芸日記』(ちくま文庫)を読んでいますが、今朝の朝日新聞…

情報源のトップは「Web検索」

秋が一段と深まっています。昼間はまだそれほどでもないのですが、夜は寒さを感じるほどです。まだコートまでは必要ないのですが、徐々に必要になってくる。それを常に着るようになると、冬の到来ということになるのでしょう。今日はまず次の記事をネットで…

新橋古本まつりにて

今日、北日本では猛烈な突風が吹き荒れた一日となりました。竜巻による死傷者も出たと7時のニュースでは報じていました。ビルの中にいて、実感できませんでしたが、東京でもかなり強風が吹いたようです。新橋の古本市に立ち寄りました。古本市には特に影響は…

11月から12月の新刊

11月から12月にかけての気になる新刊を「悪漢と密偵」のブログより、ピックアップしました。まだ先の刊行なのですが、12月までチェックすると、もう今年も残り少ないことを実感します。 前田愛 『幻景の街文学の都市を歩く』 岩波現代文庫 1,050円 12/15 吉…