池内紀『海山のあいだ』

今日は晴れ。昨日の風雨がウソのようです。今日は水曜日だというのに、古本屋めぐりができませんでした。気づいたら夜7時、なんとも。今日池内紀さんの『海山のあいだ』(角川文庫)を読み終えました。

この文庫は第10回講談社エッセイ賞受賞作で、一読して池内さんが旅や本や人が好きなことが分かりました。内容は旅の話から本の話まで幅広く、特に自らの場所の記憶と過去を回想した「自分風土記」がよかった。

このほか、印象に残っているのは『作家の生きかた』(集英社文庫)。そして最新刊は『出ふるさと記』(新潮社)。これは先週新宿Jで見たばかりの一冊です。

海山のあいだ (角川文庫ソフィア)     作家の生きかた (集英社文庫 い 57-2)