「ちいさな古本博覧会」に行く
朝、曇天小雨でしたが、時間が経過するごとに、雨が本格的に降ってきました。この雨の中、高円寺の「ちいさな古本博覧会」に行ってきました。
会場に着いたのが、11時過ぎでした。一巡しながら、棚から何冊か抜き、チェックをしました。特に問題がなかったので、最終的には次の5冊を購入しました。*1
- 世相風俗観察会編『現代風俗史年表』(河出書房新社)
- 坂本龍一『本本堂未刊行図書目録』(朝日出版社)
- 渡辺一夫『寛容について』(筑摩叢書)
- 扇田昭彦『舞台は語る』(集英社新書)
- 荒俣 宏『バットテイスト』(集英社文庫)
坂本さんの本はかつて朝日出版社から出ていた「週刊本」の一冊です。この「週刊本」もかなり出版され、全巻持っている人というのも少ないのではないでしょうか。私も集めているのですが、簡単には揃いません。
その足で荻窪へ。いつものコースを廻り、予想外に収穫なし。
午後まだ雨が降り続く。家に戻り、ブログめぐり。6月新刊の紹介の中から次の2冊が気になりました。
まず、高島俊男さんの『お言葉ですが…9』は週刊文春掲載のもので、8まではすでに文庫になっていましたが、9はまだでした。この文庫は1〜8まで揃えていますので、9を買えば(おそらく)全巻完結します。
堀江さんの『回送電車』も文庫化されます。最近、堀江さんの本が文庫化されています。先日紹介した新潮文庫の『河岸忘日抄』も5月の新刊でした。引き続き、『回送電車』のⅡ・Ⅲも文庫化してほしいと思っています。