2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

辞書を使っていますか

辰濃和男さんの著書『文章の書き方』と『文章のみがき方』をともに読みました。ともに文章を書く上で、大いに参考になります。どちらかというと、最新刊の本『文章のみがき方』の方がより洗練されているように感じました。この新書は一部重複するところもあ…

ネットワーク不良、そして回復

昨日からネットワークが不良で、ブログの書き込みもできませんでした。今日も不安定でなんともなのですが、不良の原因がはっきりつかめません。ネットの接続もまだうまく接続できる状態ではありません。釈然としない日が2日も続くと、いささや嫌気がさします…

ブログめぐりから

グログめぐりをして幾つか気づいたこと。◇「田中栞日記」の「本日の古本買い」で、田中さんがいい古本を買っていました。例えば、長沢規矩也『古書のはなし―書誌学入門』(冨山房)、櫛笥節男『書庫渉猟』(おうふう)、『めぐりあいし人々―築地書館の50年』…

今日は新書3冊

今日御茶ノ水に行く機会があり、駅前の丸善に立ち寄りました。以前はよく来ていましたが、ここのところご無沙汰でした。書店の中に入り、新書と文庫の新刊を見ました。売場では新書ばかりが目立ち、文庫が見つけるのにひと苦労。しかし、これもある程度書店…

ブログはつまらなくなったか

「書物蔵 : 古本オモシロガリズム」の「希望を述べてみる」で、最近のブログがつまらなくなってきているといいます。書物蔵さんのブログでの区分は①書物系ブログ②古本屋ブログ③図書館系ブログの3つとなっています。例えば、書物系ブログでは読書記録だけでな…

またニューヨークについて

最近の日曜日のブログはなんとなく長くなりつつあります。自分では長さを気にはしていないのですが、ブログという点を考えれば、簡潔明瞭な短文の方がいいように思います。文字数は400字から500字ぐらいか。しかし、それがままなりません。昨日はピート・ハ…

新聞の読書欄から

◇朝日新聞、という記事からこのタイトル通り、神保町に「本と街の案内所」(千代田区神田神保町1-7-7)ができたそうです。場所は神保町交差点から徒歩2分のところ。神保町の街全体の活性化を図ろうという目的です。神保町に来た人がどれだけ活用するかはその…

種村季弘漫遊記3冊揃う

今日は少し肌寒く、陽射し暖かく、爽やかな一日でした。久しぶりに土曜日に神保町に行きました。田村からコミガレを廻り、東京堂書店、三省堂、そしてあとは古書店散策の予定でしたが、所用があり、田村からコミガレで終了。田村書店の均一箱はすでに拾われ…

雨宿りはいつも

夕方雨。天気予報通りでした。傘がなく、途中で雨宿りをしました。場所はいつも書店。こういうときには最適の場所です。しかし、今日は書店が見つからず、「ブ」があったので、そこに雨が上がるまでいました。書店や新古書店にいる時間は長くて1時間くらいか…

ブログめぐりから

アンテナを一巡すると、秋のニューヨークをじっくり見てしまいます。ブログは「ニューヨーの遊び方」。セントラルパークの花畑がきれいだったり、ロックフェラーセンターの前のスケートリンクがオープンしたり、NYは秋から冬に変わりつつあります。もう一…

久しぶりに「ブ」へ

少し禁断症状が出てきましたので、今週はじめて「ブ」に行きました。やはり以前より手応えを感じません。それでも、気に入った本を手に持ち、一巡してから品定めをしました。いい場合はすべて購入しますが、そうでない場合は返却します。今回「ブ」で購入し…

今月の購入本

今月の購入本は前にもブログで取り上げました。しかし今朝の新聞の広告を見て、筑摩書房の広告で、新書と文庫の新刊が掲載されていました。そのなかに、全くノーマークの1冊がありました。ブログで紹介されていれば、気づくのですが、おそらく誰も取り上げな…

言葉は常に孤独である

清水幾太郎『論文の書き方』岩波新書久しぶりに、この新書を読み直しました。奥付を見ますと、昭和39年3月10日 第12刷発行とあります。西暦で1964年ですか。全体は長年の年月を感じさせ、紙は少しザラつき、妙にしなやかでした。背も黄ばんではいますが、懐…

「秋も一箱古本市」追記

また退屈男さんが「秋も一箱古本市」のリンク集を作ってくれました。リンクを読むと、知らなかったことが書かれていたり、意外な人が来てくれたりしています。驚いたり、悔やんだり、愉しんだり。このリンク集は古本市を二度愉しめます。例えば、ゆず虎嘯さ…

日記の書き込みが便利に

はてなの日記の書き込みが便利になりました。最近気づいたことです。いままでは「日記を書く」をクリックして書き込んでいたものが、ブログのタイトルをクリックすると、そのまま日記を修正・追加できます。また、ブログの右上に、ペンのマークが付きました。…

朝の新聞から

昨日「秋も一箱古本市」を終えて、今朝は少し遅い起床。新聞を取りに行き、まずは読書欄を読みました。いつもの日曜日の行動。窓を開けると、少し肌寒く、秋の気配が深まっているのを感じます。そういえば、昨日一箱古本市で、追分コロニーさんが長野(追分コ…

一箱古本市開催、そして終了

本日「秋も一箱古本市」が開催され終了しました。天気だけが気がかりとは昨日書きました。日頃の行いがいいせい?か、雨が降らずに良かったと思っています。何より無事に終了したことを喜びたいと思います。事務局に皆様ありがとうございました。一箱古本市の…

秋も一箱古本市開催

明日から(実は本日10/13朝これを書いていますが)、「秋も一箱古本市」が開催されます。準備は整いましたので、あとは開催を待つばかりです。秋深まりつつあるなかで、天気だけが心配です。どうにか、晴れであることを願うばかり。天気予報では晴れ。「秋も…

読みたい本と『ダカーポ』休刊

昨日に続き、最近出版された本の中から、読みたい本を追加します。1冊はブログでも何人かの人が取り上げていた本で、八木福次郎 『古本蘊蓄』(平凡社)。もう1冊は小山俊人 『出版と社会』(幻戯書房)です。後者はなんと9975円です。唸ってしまいました。本は…

11月の新刊文庫速報

昨日はほとんど意識のないままに眠りについてしまいました。これはまずいと気づいたのは朝でした。時計は逆に戻らないので仕方がありません。それにしても、と少々情けなく、なおも後悔の念しきり。そういう日もあるものです。今日のブログから。11月の新刊…

竹中労『無頼の点鬼簿』を読んで

これは昨日のコメント欄に書きましたが、「ちくま文庫のためのオリジナル編集」です。編集の意図はどうであれ、無頼派竹中労さんの文章は手ごたえのあり、最近読んだきた作家と比べてもはるかに重いのです。これは当時の時代の重さでもあります。竹中労さん…

雨の日は読書

昨日購入した本を一気に3冊読了しました。感想は別途書くことにしますが、何と言っても、雨の日は読書に限ります。 竹中労 『無頼の点鬼簿』(ちくま文庫) 小谷野敦 『評論家入門』(平凡社新書) 小谷野敦 『日本の有名一族』(幻冬舎新書) また、「秋も一箱古本…

本屋さんの現在とこれから

昨日、東京古書会館にて、シンポジウム「本屋さんの現在とこれから−書肆アクセスの閉店が意味するもの−」が開催されました。行けない人にとってはブログでその内容をおおよそ知ることができます。ブログは「空想書店 書肆紅屋」と「晩鮭亭日常」の2つ。とも…

本日の購入本

本日購入した本は次の3冊です。 竹中労 『無頼の点鬼簿』(ちくま文庫)*1 小谷野敦 『評論家入門』(平凡社新書) 小谷野敦 『日本の有名一族』(幻冬舎新書) *1:「以って瞑すべし/三島由紀夫、嵐寛寿郎、高橋鐵 ・・・・・ 無頼を生き抜いた著者が/万感の想いをこめ…

小谷野敦さんの本とブログ

9/30の「新聞書評と広告から」でも取り上げた小谷野敦さんの本『日本の有名一族』(幻冬舎新書)ですが、まだ購入していません。この連休には読もうと思っています。ブログめぐりをして、同著者の新潮選書『日本売春史』(新潮選書)も9/25に出版されていること…

ブックオフにて

昨日はブックオフについて書きましたが、今日飯田橋の「ブ」に立ち寄りました。どこにこんな多くの本があるのか。日々本が増えたり/減ったりしています。それでもなお、買取キャンペーンが行われるポスターが貼ってありました。これだけ多くの「ブ」をあちら…

ブログの速読

日々ブログを読んでいます。合計すると100以上か。忙しいときや疲れているときなどはブログゆっくり読むことができません。山村さんの言う「遅読」は不可能。そこで、ブログの速読の方法を見つけました。刻々変化する状況のなかで、いかに対応するか。もうす…

最近の「ブックオフ」事情

明日からまた3連休。9月から10月は3連休が多く、愉しみな月になりました。ここで少しは息抜きができます。しばらく疲労困憊気味でしたので、今日は気分転換に「ブ」に立ち寄りました。今週は初? 一巡しましたが、どうもヒットが少なくなった。そう感じます…

一箱古本市のこと

今日一箱古本市の実施要綱が届きました。いよいよ来週の10月13日(土)に谷根千で一箱古本市が開催されます。具体的な内容は次の通りです。 日時:10月13日(土) 11:00〜17:00 (雨天決行) 会場:アートスペース・ゲント/貸はらっぱ音地/ ライオンズダーデン …

秋はニューヨーク

最近の雑誌を見ていると、「Casa BRUTUS」の10月号と「Esquire」の11月号でニューヨークを取り上げています。前者はNYの建築とファッションを中心に、後者はNYのカルチャー全般を特集しています。秋になると、いつもニューヨークが取り上げられ増す。両誌を…