2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

米原万里さんについて

「猫を償うに猫をもってせよ」の12/30「伝記は電光石火で」で米原万里さんについて書いています。冒頭は次の一文。<『ユリイカ』は米原万里特集、『考える人』は須賀敦子特集だが、私はこの二人とも、それほどすごい人だとは思っていない。>それから小谷野…

「荒地」と「どん底」

久々にブログめぐりをしました。「〈本と音楽〉風太郎の気ままな水先案内 」の12/27ブログ「「荒地」と「どん底」」で、当店のブログを取り上げていただきありがとうございます。私が「荒地」に関心を持ったのは(1)鮎川信夫と田村隆一両氏の本を読んできたか…

年末年始について

今年も今日を含めてあと2日です。2008年も終わろうとしています。1月から12月までいろいろなことがありました。思い返しても切りがありません。今年ネットで、また一箱古本市等でご購入いただいた皆様、本当にありがとうございました。今年四谷書房のHPが…

内田樹さんと鴻巣友季子さんの本

長期休暇となると、まとまった時間が取れるので、本を一気に読むことができます。ここ最近関心のある著者は内田樹さんと鴻巣友季子さん。この年末年始でまとめて読み始めているのが次の本です。[内田樹さんの本] 『子どもは判ってくれない』 『私の身体には…

恵文社一乗寺店堀部店長語る

関西の「エルマガジン」が今月発売の2月号で休刊します。ぞの雑誌がいま手元にあります。特集は「ベスト・オブ・エルマガジン」、「泣いても、笑っても、最終号。」です。その中でも堀部店長が「堀部店長が語る、恵文社のこと、一乗寺のこと」で「エルマガジ…

「WAVEtheFLAG」の休止

所用も終わり、これで年内の行事はすべて終了しました。開店休業の状態が2日続いてしまいました。また再開します。再開というと、枝川公一さんの「WAVEtheFLAG」がいったん休止するそうです。理由は<スタートして何年かを覚えていないくらいに長い間、ネッ…

開店休業

所用のため不在。

今日こんな本を買った

クリスマスなのに、なぜか街の賑わいに元気な勢いがない。これも不況の風のせいでしょうか。新聞は、テレビは、ネットは不景気になることを伝えています。人はその現実に直面しない限り、我が事として実感しないのかもしれません。なんとなく不気味な不安ば…

朝日新聞の<書評委員お薦め「今年の3点」>

ようやくネットに朝日新聞の<書評委員お薦め「今年の3点」>が掲載されています。各自の選択は書評のプロが選ぶのですから、一般と明らかに違い、全体的に硬い本が多い気がしました。それぞれ専門分野を持ち、そのジャンルの選書としては力が入ることと思…

ゆったりした一日

久しぶりにゆったりした一日を過ごしました。朝起きて、新聞を読み、食事をし、午前は青木正美『古本屋群雄伝』を読み終えました。これは本好きにはたまらない一冊です。岡崎武志さんや山本善行さんが絶賛するのもなるほどと思いました。登場人物が奇人変人…

雨の日の「ブ」

今日は午前中汗ばむくらい暖かでしたが、午後一転して強風、雨が降り出しました。これは予報通り? 本来の寒さが戻ってきました。雨は冷たく、風は強く、冬を感じました。今日雨の中、久しぶりに「ブ」に立ち寄りました。こんな日は人も少なく、棚も見やすく…

X'mas・コルトレーン・北園克衛

今週で仕事もようやくひと段落。来週は大掃除等して年末を迎えることになります。今年もまだ雪の話題がなく、もうそろそろ雪が降ってもいいのではと思いますが、困ったことに天気は気まぐれなのです。ブログはまさにクリスマス・ムードに満ちています。なか…

再び青木正美『古本屋群雄伝』

ブログを読んでいると、年末の予定についての記事が増えています。12月に入り、あっという間に今日。そして今年も終わりと書く日までまたあっという間。そんな気忙しい師走、冬休みまであと少しです。すでに紹介しました青木正美『古本屋群雄伝』(ちくま文庫…

今日のブログから

今日のブログの中で、何といっても、注目は毎日.jpの「毎日の本棚」です。「執筆者のお勧め」の3冊が掲載されています。例えば、池澤夏樹(作家)さんのお勧めの一冊。 白石かずこ『詩の風景・詩人の肖像』(書肆山田・3675円) < 『詩の風景・詩人の肖像』…

やっと通常営業

2日もブログをゆっくり見ないと、どんどん未読ページが溜まり、読むのにいつもの2倍、3倍の時間がかかりました。それもそのはず、2日も開店休業とは、今回が初めてのこと。いろいろと事情があり、致し方なし。そんなこともあるのです。読書ブログひと通り目…

再び開店休業

今日は書くつもりでたが、時間がなく、引き続き開店休業。

開店休業

年末に向けて多忙につき、開店休業とします。

懐かしい一冊

ブログめぐりして、懐かしい一冊を見つけました。その本は「東川端参丁目の備忘録」に掲載されていました。書名は『お前はただの現在にすぎない テレビになにが可能か』 。著者は萩元晴彦, 村木良彦, 今野勉。かつてTBSのディレクターで、あのテレビマン…

小林信彦『私説東京放浪記』

小林信彦・荒木経惟『私説東京繁昌記』(ちくま文庫)については昨日のブログに書きました。それに続き、今回は小林信彦『私説東京放浪記』(筑摩書房)を取り上げます。ちくま文庫を探したのですが、それがなく単行本で読みました。これを書く発端が雑誌「Gaine…

小林信彦・荒木経惟『私説東京繁昌記』

いま携帯本として、2冊持っています。その1冊はすでにずっと持ち歩いて、まだ読了していない内田樹『知が働けば蔵が建つ』(文春文庫)です。読み終えているのが半分ぐらいで中座しています。年内には読み終えるかどうか?この文庫の中に「貴族と大衆」という…

青木正美『古本屋群雄伝』

今日の本の情報は青木正美『古本屋群雄伝』(ちくま文庫)です。新聞広告でも気になっていたのですが、晩鮭亭さんが12/12のブログで同書を紹介していました。<青木氏は著書が多いのでどの単行本の文庫化かと思ったら『彷書月刊』に連載していた「古本屋畸人伝…

ブログあれこれ

[1] まずはクリスマスの話題からひとつ。「今週土曜日のニューヨークは、サンタ注意報です!」とは「ニューヨークの遊び方」からのニュースです。クリックすると、NYのX'masの模様を見ることができます。クリスマスまであと2週間です。[2] 「Shinbunka ONL…

久しぶりの古本屋めぐり

今週は古本屋にも行かず、ひたすら仕事? 師走到来、年末まで走るしかない。そんな状態であったも、古本屋めぐりはやめられない。これがホンネ。性分というか、数寄というか。今日はいつものコースへ。午後、冬にしては少し暑く感じました。それでも久しぶり…

ネット接続不良につき

昨日からどうもネット接続が安定せず。問題はサーバなのか、アダプターなのか、PC本体なのか。この解法は? もう一度再チェックをしてみるつもりです。いつも問題なく接続し、日々ブログを書いていましたが、原因不明のために、日常が中断されると、動揺そ…

ネット接続せず

今日朝からパソコンが不良で、ネットに接続せずに、ブログの書き込みもできませんでした。初めはサーバーサイドに問題があるのではと疑い、チェックし直しましたが、そういうわけではありませんでした。困った!仕事の関係で、夜もう一度チャレンジしました…

加藤周一さん亡くなる

昨日の朝の新聞で、加藤周一さんが亡くなったことを知りました。このことについては読書ブログの中でもいくつかのブログで取り上げていました。改めにとは思ったのですが、加藤さんの本を読んできたものとして、加藤さんについて書いておきます。まず、ブロ…

『カムイ伝講義』発見!

本当にないのです。田中優子さんの『カムイ伝講義』。今日はもう一度新宿のBとKを廻り、この本を探しましたが、見つからず。Kでは在庫を確認してもらいましたが、在庫なしでした。担当の人がまとまって入ってきましたが、売れてしまったようでとの説明。…

田中優子『カムイ伝講義』

年末はやはり忙しい。どうにか今日はブログが書けそうです。先に取り上げた田中優子さんの『カムイ伝講義』(小学館)をJとBで探したのですが、在庫切れという状態です。そんなに売れている?のでしょうか。店員の方に聞くと、はじめ白土三平さんの『カムイ…

開店休業

今日は開店休業。師走につき多忙。忙中閑なし。

バシュラールの言葉

本日は開店休業でしたが、そういうわけにもいかず、内田繁著『住まいのインテリア』からガストン・バシュラールの言葉を記しておきます。<もし家がなかったなら、人は散乱した存在となるだろう。− 家は肉体と魂なのである。それは人間世界の最高の世界なのだ…