2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

毎日jpの「毎日の本棚」より

10月31日(日)の毎日新聞に掲載の「今週の本棚・この人この3冊」は福岡伸一さんが選んだ今西錦司さんの3冊です。 生物の世界(今西錦司著/講談社文庫/490円) 生物社会の論理(今西錦司著/平凡社ライブラリー/1223円) 私の進化論(今西錦司著/…

『古本屋名簿 古通手帖2011』

日本古書通信社編『古本屋名簿 古通手帖2011』(日本古書通信社) 《古本屋めぐりのガイドブック「全国古本屋地図」が、現代にマッチした新編集で変身、復活! 店名、住所、電話番号など、全国の古本屋二千余軒の最新情報を凝縮しました。 ポケットからあなた…

ちくま文庫とちくま学芸文庫50点復刊

毎日 jp の毎日の本棚を読んでいると、創立70周年記念として、ちくま文庫とちくま学芸文庫50点を復刊したそうです。<品切れだった1000点以上の文庫本から、社内で復刊が可能な150点をリストアップ。8月からホームページや書店などでアンケートを実施>して…

雨の日、気になること

台風接近、一日雨降りで身動きが取れない。こういう日は観念して、本を読む、音楽を聴く、PVを観る、ネット巡りをするなど、好きなことをして過ごしました。この雨では神田古本まつりの客足も遠のく。同時開催の神保町ブックフェスティバルはすでにお知ら…

岩波書店の注目の文庫

プルースト/吉川一義訳 『失われた時を求めて1 スワン家のほうへⅠ』(岩波文庫) 『図書』11月号「こぼればなし」より。<ようやくやってきた秋の夜長、静かに音楽に耳を傾けるもよし、じっくり本を読むもよし。思い切って長編小説に取り組んでみようと思われ…

「神保町ブックフェスティバル」初日10/30は中止

10/29の「新文化」の記事によりますと、10月30、31日に行われる予定だった「神保町ブックフェスティバル」ですが、初日の30日は雨の予報から開催中止しました。尚、2日目31日の開催については、開催本部からお知らせがあると思います。が、当日の午前7時半か…

時には本ではなく雑誌を

古本屋めぐりをして、いい本がない場合は・・・・・。こういうときは本当に困ります。諦めて帰るか、また雑誌を探すか。いずれかなのですが、最近は雑誌を探すことが多くなっています。特にBではいい本と出会う機会が減っているので、雑誌狙いが増えています。見…

秋の読書特集−若者に贈る3冊

10/27の朝日新聞朝刊「秋の読書特集」で、中島京子、南木佳士、杉本博司、佐野眞一の各位が若者に贈る3冊を挙げています。 中島京子 著者 書名 文庫名等 販売価格 1 高野秀行 異国トーキョー漂流記 集英社文庫 540円 2 古今亭志ん生 なめくじ艦隊 ちくま文庫…

「男の隠れ家」12月号は本の特集

とりさんからコメントをもらい、そのコメントのコメントとして、「OZ magazine 2010年 11月号」の本屋さん特集を例に、女性誌の頑張りについて書きました。しかし、男性誌も「男の隠れ家」の12月号で「本のある空間、本のある時間。」という特集を組んでくれ…

第23回 古書往来座「外市」

第23回 古書往来座「外市を次の通りで開催します。東京の古本屋さんが集結、古本3000冊、その他雑貨・ガラクタ等もあり。雨天決行です。今回のメインゲストは西荻窪の盛林堂書店さん。ブログ「盛林堂のきまぐれ店番日記」あり。 ■日時 11月6日(土)・7日(…

第51回東京名物神田古本まつり

今週は10/27(水)から11/3(水・祝)にかけて、『第51回 東京名物・神田古本まつり』が開催されます。昨日に神保町に寄りましたが、準備が着々と進んでいます。しかし、夕方から雨。本降りにはならなかったのですが、一番心配なのは雨です。週間予報では曇りが続…

ジュンク堂書店 vs 紀伊國屋書店 in 新宿 

少し大げさなタイトルですが、実際のところはそうだろうと思います。新宿東口でよく行く書店はジュンク堂書店( J )と紀伊國屋書店 ( K )です。最近は J に押されぎみの K といった形勢でしょうか。私の立ち寄り度を考えると、J → K という順番か。各自好み…

藤沢周さんが選ぶ村上龍の3冊

「今週の本棚・この人この3冊」が毎日の本棚の中にあります。今週は藤沢周さんが選ぶ村上龍の3冊です。 『限りなく透明に近いブルー』 新装版(村上龍著/講談社文庫/420円) 『悲しき熱帯』(村上龍著/角川文庫/品切れ) 『コインロッカー・ベイビーズ』 新…

NYタイムズ赤字転落

毎週新聞を整理していると、その日読み洩らした記事を改めて読むことがあります。当ブログでもNYタイムズの「Arts」と「Sunday Book Review」の2つはアンテナ@四谷書房に登録し、ブログ更新の時に読むより見ています。それはブログに日本の話題だけでなく、…

佐藤泰志という作家

今日新聞を整理していて、10/20付朝日新聞で佐藤泰志という作家を取り上げた記事を読みました。ブログでも取り上げられていたので、ご存知の方も多いと思います。その記事は「幻の作家 作品映画化」という見出しで、その佐藤さんの小説を原作とした映画「海…

田村隆一全集について

10/19(火)のブログに、田村隆一さんの『田村隆一全集 1』(河出書房新社)が刊行されることについて書きました。河出書房新社のHPには、田村さんの全集を次のように紹介していました。<生涯、持続的に詩を書き続けながらも、一方では「詩人」の枠を超え、評…

みちくさ学会と路上観察学会

昨日、大塚さんの紹介の「みちくさ学会」はもうひとつの「路上観察学会」です。 松岡正剛さんは「考現学」は「考古学」に対する逆襲であり、「考今学」を名づけてもよかったのですが、今和次郎さんは最初に思いついた「考現学」という名称をそのまま使ったと…

amazlet の回復を!

昨日から、いや一昨日からどうも amazlet が不調で、書影をブログに取り込めません。朝と夜、何度繰り返しても、結果は同じです。今日10/21の朝、運よく復旧しました。すぐに10/19(火)の本の画像を貼り込みました。そうすると、ブログ全体が明快になります。…

松山巖 『ちょっと怠けるヒント』 から

松山巖 『ちょっと怠けるヒント』 (幻戯書房 ) から、松山さんのキーワード「雑学」と「道草」についての文をメモしておきます。【雑学】 < 柳田國男がはじめた日本民俗学自体が、そうした日本人の原初的な心を摑まえてみたいという思いによって成立してい…

毎日新聞 10/17 書評より

今日「新聞・TVで話題の本」で、10/17 毎日新聞の書評を見ました。書評本を一覧して、江國香織さんの3冊の本が気になりました。これは川上弘美さんが選んだ「今週の本棚・この人この3冊」の本でした。江國さんの本+川上弘美さんとなると、読んでみたくな…

月曜日の成果は

月曜日は週末明けなので、Bでの成果を期待していませんでした。今までも何本かヒットがあって程度で、目を見張るほどのものではありませんでした。期待せずにBに行き、意外な体験は何度もしています。まずは立ち寄ることから。最近Bに行き思うことは、携…

東京古本市予定表の更新

10/23(土)〜10/24(日)に、「高円寺フェス オフィシャルイベント公園de本の楽市 〜本と手作りアートのお祭り〜」が開催されるとのメールをいただきました。この予定を「東京古本市予定表」に追加し更新しました。【公園de本の楽市 〜本と手作りアートのお…

日曜日の出来事

今日はノートパソコンが起動しなくなり、それに半日を費やしてしまいました。メーカーに連絡をしても、4年ほど前に購入したノートなので、問合せでも二千円以上のお金がかかる!とのこと。であれば、。今の時代、強い助っ人がいるではないですか。困ったとき…

読書という営み

毎月、出版社のPR誌が無料で配布されています。そのなかでも、岩波書店の「図書」はその代表格のひとつです。内容は学術的、専門的なので、気軽に読むわけにはいきません。自ずと読む側も、ひとつ構えてしまいます。しかし、そうした硬い読み物ばかりでなく、…

高遠ブックフェスティバル

今日10/15の朝日新聞の夕刊(またasahi.comのBOOK)に、9月18日から6日間、長野県伊那市高遠町で開催された第2回「高遠ブックフェスティバル」についての記事が掲載されていました。まだ今年のフェスについてのまとめがない中で、<日本版ブックツーリズ…

10月古本市予定の訂正・追加

(1) 10月の古本市の予定表のなかで、10/29(金)〜10/31(日)に開催される「青空展」の名称が「特選古書即売展」になっていました?ので変更しました。(2) BIG OBX 高田馬場駅前 1階コンコースで10/08(金)〜10/14(木)に「BIG BOX 古書感謝市」が開催されていまし…

ラテンアメリカの文学

いつものように、アンテナ@四谷書房を巡回、「La Casa de Bon ボンの家」を見ると、本年度、ペルーのマリオ・バルガス=リョサにノーベル文学賞という記事がありました。ブロガーのボン・大塚さんは<集英社文庫のラテンアメリカの文学シリーズで、さまざま…

再び『松浦弥太郎の仕事術』から

9/26ブログの記事「BOOKOFF vs TSUTAYA」の最後に『松浦弥太郎の仕事術』の写真を掲載し、<絶えず思考するための燃料は、好奇心。( 同書 p94 ) >と書き添えました。 これは同書の中でもいい言葉だと思って掲載したのですが、今これを読んで、では思考は何…

本よみうり堂「空想書店」の店主は松浦弥太郎さん

同じ「本よみうり堂」からです。今月10月の「空想書店」の店主は松浦弥太郎さんです。店主松浦さんがおすすめは次の5冊です。(2010年10月12日 読売新聞掲載) 『金沢・酒宴』(吉田健一著、講談社文芸文庫、940円) 『夢十夜』(夏目漱石著、岩波文庫、…

まだまだあるぞ、読みたい本

「オンライン書店e-hon 本 CD DVD」のなかで「新聞・TVで話題の本」を紹介しています。このサイトはテレビ書評として「王様のブランチ」と「週刊ブックレビュー」を、新聞書評として朝日、日経、毎日、読売の4紙の書評を取り上げています。朝日、日経以外の新…