荻窪から新宿へ
雨がようやく上がり、ずっと家にいたので、今日は外出。荻窪から新宿へ、書店めぐりをしました。古本だけでなく新刊も見てきました。
荻窪での収穫は次の通り。しかし、1冊線引本あり。一応全頁を見たはずがなぜ?
- 西脇順三郎『詩学』(筑摩書房)
- 池田晶子『人生のほんとう』(トランスビュー)
- 庄野潤三『貝がらと海の音』(新潮社)
- 西岡常一『木のいのち木のこころ・天』(草思社)
- 小川三夫『木のいのち木のこころ・地』(草思社)
- 塩野米松『木のいのち木のこころ・人』(草思社)
- 村松友視『旅を道づれ』(筑摩書房)
特に、『木のいのち木のこころ』のシリーズは新潮文庫1冊になりましたが、この草思社の単行本は装丁が田村義也さん、三冊揃っていたので、まとめ買いをしました。いつもながら、田村さんの装丁は文字に独特の力を感じます。このシリーズは棚に並べておくだけでもいい本です。
新刊はすでにブログに掲載した今橋映子『フォト・リテラシー 報道写真と読む倫理』(中公新書)が今日発売。その他新書の棚は新刊で溢れていました。毎月文庫も相当数発売されています。それをすべて網羅するには街の本屋さんではむずかしい。その数を考えると、新宿Jのような大型店しかない、と思いました。
新書・文庫だけでなく、単行本の新刊も見てきました。新刊も続々出ています。新聞やネットに掲載されない本がいつの間にか出版され、新刊の棚を埋めていました。ネットの本情報だけでは到底フォローできません。やはり、新刊書店めぐりも欠かせない、と実感しました。
気になる新刊は次の2冊。ともに厚い、高い。