2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ジャズ喫茶「いーぐる」

「東川端参丁目の備忘録」の「気になる本」から、私の気になる一冊。後藤雅洋『ジャズ喫茶 四谷「いーぐる」の100枚』 集英社 12/14 756円<老舗として名高い「いーぐる」が開店40周年を迎える。60年代から現在まで、当時の時代背景とともに、100枚の名盤を解説…

書店めぐり

今日のブログ「東川端参丁目の備忘録」では、「私のよく行く新刊本屋のある街は、そんなに多くない」と断りながら、各地区の書店を紹介していました。<週に1度以上行くのが、新宿。月に1〜4回行く(行きたい)のが、神保町(東京堂&書泉2店&三省堂)、…

『アスペクト』というPR誌

今日、書店に寄り『図書』12月号を入手しました。来年1月11日に新しい言葉の森『広辞苑』第六版が発売されます。その発売に伴い、特集のテーマは『広辞苑』第六版です。多くの識者が新しい『広辞苑』について書いています。岩波書店は『図書』、筑摩書房は『…

言葉の復権

11/25朝日新聞の「文化」欄で、池澤夏樹さんと高村薫さんの時評集を取り上げていました。池澤さんの本は『虹の彼方に』(講談社)。高村さんの本は『作家的時評集』(朝日文庫)。この記事の筆者は朝日新聞の由里幸子さん。ここで久しぶりに考えさせたれました。言…

本を買うということ

「daily-sumus」の「大空」を読んでいて、スゴイ!本好きがいることに驚いています。その人の本の購入数は驚きをはるかに超え呆れるほどです。世間は広い、本当にいろいろな人がいることを改めて教えられました。その箇所を引用させてもらいます。<びわこ先…

古本屋めぐり

やはり3連休になると、皆さんあちこち古本屋めぐりをしています。行く場所は神保町、荻窪周辺など。この連休は大きな古本市はなく、なんとなく静かなのですが、それでもじっとしていられないのが古本好きの習性か。私も、荻窪周辺に金曜日行ってきました。「…

和田誠の装丁

デザイナー・イラストレータ 和田誠さんの『和田誠切抜帖』(新書館)から発売されました。その中から、和田さんにとっての装丁とは何かを書いた箇所がありました。まだ読了していませんが、抜書きしておきます。<装丁って、著者と読者とつなぐ橋渡しの役目が…

林哲夫『古本屋を怒らせる方法』

<何を隠そう、百万遍の「青空古本まつり」こそは小生の古本道場であった>ここにも古本に魅せられた人がいます。林哲夫さん、画家にして、作家。その林さんが今までの古本についてのエッセイ等をまとめたのが、この『古本屋を怒らせる方法』です。(林さん…

私の「本」の整理術

今日は土曜日?(金曜日でした)なので、いつもの新聞と本の整理を始めました。本の山を崩していくと、安原 顯編の『私の「本」の整理術』(メタローグ)が出てきました。それを読み始めたら、なんと整理どころではなく、一気に読んでしまいました。掲載されてい…

2009年ブックオフが都心に進出

今日の日経新聞朝刊によりますと、ブックオフが都心への出店を本格的に行うことが書いてありました。時期は2009年3月期から、首都圏や政令指定都市の主要駅前などを予定しているそうです。直営店の年間出店数の2−3割に当たる約10店舗を都心部に出す計画です…

その他の新刊

久々に11/21「迂路探険」で新刊を紹介していました。その新刊を一覧すると、田中小実昌『新編かぶりつき人生』(河出文庫)も取り上げていました。その他、あの[大人の本棚]のシリーズから、宮川淳さんの『絵画とその影』(みすず書房) が11/22明日発売されそう…

黒岩比佐子さんの新刊2冊

11/21「東川端参丁目の備忘録」の「気になる本」で、黒岩比佐子さんの新刊が2冊紹介されていました。このブログだけでなく、「晩鮭亭日常」の「冬の月」でも、この2冊を取り上げていました。 黒岩比佐子『編集者国木田独歩の時代』(角川グループパブリッシン…

読書の方角

毎週時間があれば、土曜日に新聞をまとめて見直しています。そのなかで、気に入った記事や資料として使える記事をチェックして、その頁をそのまま手で切り取ります。チェックが終わったあとに、それを再読することにしています。時系列に積んでおくだけなの…

気になる1冊

先週の「週刊文春」を読んでいて、気になる1冊を見つけました。毎週、この週刊誌は100円雑誌の店頭から買ってくることが多く、当たり外れもあります。先々週は買った「週刊文春」に几帳面にボールペンでサイドラインが引かれていて驚きました。週刊誌を線を…

日曜日の新聞「読書欄」より

今日は朝日新聞の読書欄から。注目は村上春樹さんの『走ることについて語るときに僕の語ること』(文藝春秋)。この書評をしているのが、翻訳家の鴻巣友季子さん。前にもこの鴻巣さんの書評を取り上げました。翻訳家として肩書きだけでなく、書評家としても…

昨日神保町で

昨日は行く予定はなかったのですが、仕事の関係で野暮用ができ、その帰り神保町に立ち寄りました。まず書肆アクセスに行き、東京堂書店で新刊を眺め、小宮山、田村で均一本を見ました。そして最後はブック・ダイバーへ。このコースでしたが、行ったのが午後と…

古本屋のある日常

「モンガ堂の日記]」を読んでいると、mongabookさんが毎日のようにO・Sに通っているようです。いつもブログにそこでの購入本を掲載しています。その冊数といったら半端ではありません。mongabookさんは荻窪に、または荻窪周辺に住んでいるので(おそらく)こ…

書肆アクセス、11月17日で閉店

今日で「書肆アクセス」が閉店になります。いろいろとお世話になりました。心より感謝しています。本ブログの方々も各自のブログにコメントを掲載しています。同店を惜しむ気持、諦めの気持、そして感謝の気持は同じです。ブック・ダイバーのブログ「ブック…

ケータイ小説と藤原新也

11月18日(日) 22:00〜23:00 NHK教育 のETV特集「ケータイ小説・藤原新也・次代へのまなざし」で、「今なぜ、若者たちにケータイ小説が求められるのか。写真家で作家の藤原新也氏が書き手、読み手、を追いながら、現代の若者の心象風景に迫る」といいます。…

書物の読み方

<この文を書いているわたしは、一九七〇年代のはじめ頃、文学部の一学生として彼のゼミナールに参加した。それは文学における神話原型批評の可能性を問うゼミで、授業時間が終わったあとで何人も連れだって氏の研究室を訪れ、夜遅くまで文学談議に耽ったこ…

千代田区ウェブ図書館

「本よみうり堂」の「出版トッピック」で、「千代田区ウェブ図書館」の記事を読みました。11月26日からインターネットを使って電子図書を貸し出すといいます。<電子図書は、既存の書籍をデジタル化し、パソコンなどで読めるようにしたもの。「Web図書館…

本の「宝探し」

「ブ」の面白さは一種の「宝探し」に通じます。何が面白いか、やはりこの一言に尽きるのではないでしょうか。本という土地から、金脈を掘り起こすような、あるいは古品を探し出すような、そんな愉しみがあります。今日、山本善行さんのブログ「古本ソムリエ…

「新人類」はいま

先日、筑紫哲也編『新人類図鑑 PART1』(朝日文庫)を取り上げましたが、ここに掲載されている当初、「新人類」といわれた人たちはいまどうしているのでしょうか。当時『朝日ジャーナル』(懐かしい雑誌です)に連載されていました。この「新人類」の人達を追跡…

「泥鰌のつぶやき」一時休止

中川六平さんのブログ「泥鰌のつぶやき」の「ある事情」を読むと、何と私と同じ状況のようで、しばらくブログを一時休止するそうです。<パソコンの不調により、ブログが更新できないと、六平さんより伝言がありました。今月末か、来月初めには再開予定です…

たまには「ブ」に

久しぶりに飯田橋の「ブ」に立ち寄りました。ここは開店当初に行き、いい本を数冊買ったことがあり、大いに期待して「宝探し」をしました。今回は次の4冊を購入しました。 今村仁司『精神の政治学』(福武書店) 平野啓一郎『文明の憂鬱』(新潮文庫) 筑紫哲也…

再度のお詫び

先週からどうも調子がよくないと思ったら、風邪。鼻がつまり、喉が痛く、咳き込む。先週末はゆっくり休んだつもりが、いまだ回復せず、困った状態が続いています。昨年は風邪を引かなかったのですが、今年は参った。【再度のお詫び】10月末から11月の初めに…

そしてニューヨークの紅葉

ノーマン・メイラー氏が亡くなったのはニューヨーク。そのNYも紅葉の時期です。「ニューヨークの遊び方」の「ニューヨークでは紅葉シーズンがはじまります」を読むと、色鮮やかな紅葉の写真が掲載されています。日本の紅葉とは違い、本当にきれいな色また…

ノーマン・メイラー死去

いつものように本ブログを見回り、突然のニュースに驚いています。四六時中、世界で何かが起きています。こうした情報はリアルタイムで世界中に配信されています。世界は同時に出来事を知ることになります。「AP通信によると、太平洋戦争の従軍体験を書い…

日経新聞読書欄「今を読み解く」

今日の日経新聞読書欄は○!が多くあります。その中のひとつを引用します。これは昨年「フラガール」で映画賞を総なめにした李鳳宇さんの『バッチギ!的』(岩波書店)からの引用文。映画について書いていますが、本についても、音楽についても、演劇についても…

『広辞苑 第六版』1月11日発売

日本語辞典の最高峰『広辞苑 第六版』(岩波書店)が来年1月11日に全国一斉発売されます。今月から新聞の一面広告を掲載したり、冊子を配布したり、事前の宣伝広告・販売促進を強化しています。宣伝文句は「ことばには意味がある。/ 広辞苑 第六版」と、単純明…