2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧
MARUZEN&ジュンク堂書店のPR誌「道標」11月号を一読下さい。と、冒頭から宣伝文句になってしまいました。というのも、11月号は内容充実の一冊だと思うからです。何と言っても、特集が「大澤真幸の世界」 で、難波店の福島聡さんが書いています。ずっと大澤さ…
視覚中心の文明がすごい勢いですすむと、他の感覚の抑圧が深まり、そして抑圧されっぱなしだったそれらの感覚は、あるとき、歴史の皮肉が働いて、いっせいに視覚への反訳をもとめ、いわば反逆をはじめる。手ざわりを視覚化して素材感を出すというようにして・…
林哲夫さんが「daily-sumus」でパリの書店を紹介しています。今日のブログ記事「オデオン座まで」を見ると、書店の写真と最後に地図まで載っています。至れり尽くせりとはこのことです。まず、パリに書店はよく似合う。これは「オデオン座まで」だけではなく…
現在、「古本ナイアガラ」(一箱系店主による常設棚販売)の皆さんはフライヤーを各店に配布しています。同時に参加各店の紹介文をまとめています。各自の紹介文が集まった時点で「盛林堂きまぐれ店番日記」に掲載されるでしょう。当店の自己紹介文は次の通…
あまりにも美しい、美しすぎる言葉です。何と言ったらいいのか。その小説を読んでみたいと思っているのですが。社会学といえば、この「見田社会学」と「加藤(秀俊)社会学」の2つを思い出します。見田さんの著作には見田宗介さんと真木悠介さんのそれぞれの…
朝起きて、コーヒーを入れます。そしてブログめぐりをし、新聞を読みます。書評欄から。当然です。書評を読みながら、明日からの読書を考えます。そうこうするうちに、一週間が終わり、また次の週に。来週からもう12月です。今年もあと1ヶ月で、2011年も終わ…
「本よみうり堂」を見ていると、「空想書店」に西村賢太さんが登場。「店主の一冊」では次の4冊を挙げています。 『オリンポスの果実』(田中英光著、新潮文庫、品切れ) 『子をつれて』(葛西善蔵著、岩波文庫、560円) 『本陣殺人事件』(横溝正史著、…
まずは「悪漢と密偵」から、一冊ピックアップ。久々の栃折さんの本です。出版社はみすず書房。栃折さんの本を蒐集しています。それにこの!(なるほど) の一冊が加わります。持っている本で、『モロッコ革の本』(集英社文庫)に書き込みがあります。よく見て…
出久根達郎『残りのひとくち』(中央公論社)「独学のすすめ」より 古本屋と図書館。この二つだけあれば十分、とは司馬遼太郎氏の言葉である。独学できる、ということであろう。要するに、本さえあれば、学校に通わなくとも勉強は可能ということだ。p80 ま…
先にお知らせしましたように、12月10日(土)から、東京・西荻の盛林堂書房にて、「古本ナイアガラ」(一箱系店主による常設棚販売)をスタートします。皆様、お誘い合わせの上、お越し下さい。この「古本ナイアガラ」についての情報は「四谷書房日録」でも…
先にも取り上げたアメリカ情報のブログ「ニューヨークの遊び方」が好調です。最新のニューヨーク情報を日々掲載しています。NYに行ったことのある人なら、このブログを読めば、もっと身近にNYを感じることでしょう。ブログの写真を見る限り、ニューヨー…
「daily-sumus」とチェックすしている人は、すでにご承知の通り、林さんがいまパリに行っています。今日のブログを見ると、何と次のようなことが書いてありました。この事前調査と現地調査が凄い。 今回はパリ市内の古書店と新刊書店(古書と新刊の両方を扱…
まずは今日朝起きてニュースサイトを見ると、「天才的な話芸と型破りの言動でカリスマ的な人気を博した落語家」立川談志さんの死去のニュース。談志さんの言動には賛否ありますが、それを知った時の落胆を考えると、またひとり個性的な昭和人が逝ってしまっ…
11/18以降、「12/10(土)東京・西荻に「古本ナイアガラ」が誕生」という告知をしています。この「古本ナイアガラ」・・・ 一箱系古本店主による常設棚を設置し古本販売する ・・・ を開催する古本屋さんが東京の西荻にある盛林堂書房さんです。たまたま読んでいた…
今日ブログめぐりをし、いくつものタブが残ったままになっています。すべてを取り上げるには多すぎるので、3つぐらいに絞ろうかと思います。そう上手くいくかどうかはやってみなければわかりません。 - まず一つ目はというと、一昨日開催された「鬼子母神通り…
今日、昨日の天候が?と思われるほど、の晴天でした。「みちくさ市」のブログを見るまでもなく、今日「みちくさ市」が予定通り実施されました。10時30分頃、鬼子母神商店街に到着し、出店手続きを済ませ、準備に取り掛かりました。陽射しの差し込みは事のほ…
BOOK asahi.comの「朝日の書評」から。新聞の日曜版を読んでいて・・・いまはネットでも見ることができますが・・・その書評を読むだけで、その本の内容がわかり、買う前に読了・・・そんな書評があるのです。読者としてはたいへんな便利な書評(というか要約ですが)…
久々に詩集を読みました。長田弘さんの『人はかつて樹だった』です。この詩集の21篇は「思わぬがんの告知を受けた家人に付き添って、傍に、樹のように、ただここに在るしかない、この冬からの日のかさなりのなかで編まれた」ものです。人は樹だったとして、…
今日は読書ブログ・・・書物ブログという人もいますが・・・から気になった情報を。(1)まず、いつもの「悪漢と密偵」12月の新刊から、次の2冊をメモしました。 坪内祐三 『探訪記者松崎天民』 筑摩書房 12/7 2,310円 鈴木邦男 『竹中労 左右を越境するアナーキ…
今日は午後気温が上がったのか、少し蒸し暑さを感じる一日でした。日々天候が変化するのと同様に、私たちの身体や気持も変化します。何事も刻々と変化しているのが常態だ、ということをふと気づいたりします。変化といえば、ここ2日のブログで、Firefoxが変…
昨日Firefoxの画像が表示されない等の記事を書きましたが、1日経ったにもかかわらず何ら改善されない? どうしたというのだろう。前回も完全復活するのに、1日〜2日かかったような気がしますが、それにしても・・・。今回ばかりはGoogle Chromeへの移行を真剣に…
「毎日jp」11/13「毎日の本棚」の「今週の本棚」の記事より。 柴田元幸責任編集と銘打たれた文芸誌『モンキービジネス』が、第十五号をもって幕を閉じた。広告なしで三年半、いわゆる文学のイメージに偏らない主題の設定、翻訳への目配り、旬とは無縁の良作…
終わってしまったら、時すでに遅し、なのです。誰かのブログで、高山宏「学問はアルス・コンビナトリアというアート」展があることを知りました。それが、紀伊國屋書店新宿本店の画廊で、11月10日(木)〜11月15日(火)開催されていました。改めて今日「モン…
昨日の夜から Firefox8.0 でサイトを見ていると、一部写真が表示されなかったり、レイアウトが崩れたりしています。おそらくブラウザ Firefox の問題だろうと思います。いまはブラウザをGoogle Chrome に変え、記事を読み、記事をアップしています。Google C…
今日帰りに、いつもの古本屋さんに立ち寄り、本を見ていると、一人の若者がカゴに何冊も入れ、さらに棚を物色していました。ときどき携帯で価格を調べながら。そういう光景が増えてきています。どうも傍目で見ていて、しっくりきません。そういう古本の買い…
今週の本棚・この人この3冊は、何と懐かしいアルベール・カミュ。石田衣良さんがその3冊を選んでいます。この文庫のカバーが以前と変わっています。かつての銀色のカバーの方がいい気もしますが、どうでしょう。<1>ペスト(カミュ著/宮崎嶺雄訳/新潮文…
今日ブログめぐりをしていて、久しぶりに「古本うさぎ書林の日日平安」のブログを見ると、古本うさぎ書林さん参加の11月〜12月の古本市の予定が書いてありました。すでに「東京古本市予定表」に掲載してあることを確認しました。が、次の予定は掲載していま…
昨日のブログを書いている時に検索をしていると、清水 徹著『マラルメの“書物” 』(水声文庫)を見つけました。この本はまったくマークをしていませんでしたし、他のブログでも、おそらく取り上げていませんでした。誰もノーマーク?と思ったら、堀江敏幸さん…
たまたま長野の実家からりんごが届きました。いつものりんごと黄色いリンゴが入っていました。その黄色の説明書きには、 新しい信州の秋のリンゴ しなのスイート 長野県中野産『ふじ』と『つがる』を交配してできた新りんごのエースです。”あじぴか”ともいわ…
あっという間に、一週間が過ぎる気がします。それもそのはず、もう11月半ばです。今年もあと一ヵ月半で終わります。師走、年の瀬と次第に慌しくなっていきます。今日はまずブラウザについて。当ブログはFirefoxで最適化をしていますが、このFiretoxですが、V…