「夜中の学校」についての補足

昨日、「夜中の学校」(マドラ出版)全巻揃ったことを書きましたが、全巻の紹介がなかったので、昨日のブログに追加しました。

この学校は次の主旨で設立され、1991年7月から1992年9月まで、深夜のテレビ東京で開講しました。一ヵ月一人の先生が、毎週金曜日に30名の生徒の前で30分間の授業を行いました。その講義録がこの「夜中の学校」です。

<スクール(学校)のはじまりはスコーレ(遊び)だというのに、いまのスクールにはスコーレがない。で、「学び」は「遊び」だと実感できるような学校がほしいネという雑談から「夜中の学校」が生まれた>

このラインナップを見ますと、「広告批評」の常連で、タイトルも個性的です。30分の講義内容なので、本としては100ページに満たないものですが、それぞれに面白い。

NHKの「ようこそ先輩」というTV番組があります。各界の第一線で活躍する先輩が母校の小学生に授業するという内容です。これを見ていても、「学び」は「遊び」だということを感じます。

楽しくなければ、授業じゃない、なのですが、これがむずかしい。