2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「本よみうり堂」読書委員の1年より

「Books News」を見ていたら、<「本よみうり堂」読書委員 この1年 >というテーマで、各読書委員の方々が今年を振り返っていました。それぞれいろいろなことがあった1年でした。それを簡にして要を得た短文でまとめてありました。何人の読書委員がいるの…

今年を振り返り、心から感謝を

あとわずかで今年の終わります。今年も振り返ると、いろいろなことがありました。いつもですと、必ず何かがあって、あたふたしているのですが、年末は久々にゆっくりと過ごしています。最近ではめずらしい年越しです。まず、当店のネット販売と展示販売のお…

年末年始の古書市

すでに今年12月の古書市はすべて終了しました。来年の古書市/古本市は「第17回松屋浅草古本まつり」から始まります。さてどんな一年になるのでしょうか。■第9回歳末古書市期間:2009年12月26日(土)〜12月30日(水)場所:京王百貨店新宿店7階大催場■第26回…

澁澤龍彦さんの文庫

年末の大掃除を済ませてから、部屋の本棚とその周辺を見ると、整理しようもないくらい本が積み上がっています。こうした機会に整理をと思い、始めましたが、なんとも身動きが取れない状況。あれこれ考えていても仕方なく、ある程度仕分けをして、思い切って…

今年のテレビ広告のベストテン

今年1年を振り返り、あちらこちらで、何々ベストテンが発表されています。あの「広告批評」が休刊になったので、毎年恒例だった広告のベストテンを見ることができなくなりました。新聞を見ていると、天野祐吉さんが「CM天気図」で、そのことを取り上げ、自…

いよいよ年末へ

ブログを見ていると、今年最後の、今年の○○納めという言葉が目立ちます。あと今年も残すところ4日となりました。今月の一日の過ぎるのが早いこと。あっという間に年末になってしまいました。今日の「閑人亭日録」のブログを読むと、ゴミを出して、瀬戸山玄さ…

京王百貨店歳末古書市

今年の最後の古本市=京王百貨店歳末古書市が今日から12/30まで開催されています。アンテナ@四谷書房を見る限り、2つのブログでこのことを取り上げていました。ひとつは「はほへほ旅日記・書物日誌」。もうひとつは「漁書日誌ver.β」です。前者では古書市の…

「刻苦勉励病」から休息へ

「内田樹の研究室」の12/23「ナマケモノでいいじゃないですか」の記事に共感しました。内田さんは次のように言います。<だが、恒常的に欠落感を感じ続け、「世界標準へのキャッチアップ」だけでわが身を鞭打ち続けているうちに、日本人は国民的規模で「鬱」…

出久根達郎『夢は書物にあり』

紀伊國屋書店の12/22「書評空間」を見ていると、パリ国際学校国際バカロレア日本語学科教師 石村清則さんが出久根達郎『夢は書物にあり』(平凡社)を取り上げていました。出久根さんの本は一時蒐集しており、エッセイはほとんど文庫で持っています。本に関し…

野呂邦暢さんの本と荒川洋治さんの本

12/22の「okatakeの日記」で、<来年が野呂の没後30年にあたり、先行する「大人の本棚」の『愛についてのデッサン』もほぼ品切れ状態らしく、これを機に増刷されるといいが、なんて話す。>と書いていました。この中の「大人の本棚」はみすず書房が刊行中…

無題

ブログめぐりをしていて、黒岩比佐子さんが「古書の森日記 by Hisako」で「がんとの闘病」について書いていました。その前の記事「師走の休養」で入院することは知っていましたが、こういうことだとは、本当に驚いています。黒岩さんだけでなく、最近では作…

雪景色のセントラルパーク

肌寒く、風強く、この寒さ半端ではない。ここ数日で一気に真冬に。いきなりの変化に戸惑いを隠せません。ここしばらくはこの寒さが続くと言います。それにしても、自然の変化は予告なく突然訪れます。ブログを見ていると、「ニューヨークの遊び方」で「セン…

「おに吉」古本屋めぐり

今日は免許の更新で、朝早く運転免許試験場に向かいました。寒波が襲来し、裏日本は大雪、表日本は快晴、典型的な冬型の気圧配置です。本当に寒い一日でした。更新が終わったあと、久しぶりに「おに吉」(吉祥寺、西荻窪、荻窪)古本屋めぐりをしました。( …

今日の、私の読書地図

昨日から寒くなってきた。肌に凍みるといってもいいくらい。もう12月半ば過ぎですので、ようやく冬らしくなってきました。来週はクリスマスウィークです。ブログを見ていると、12月の新刊の話が掲載され始めました。そろそろ新刊が書店の店頭に出揃う時期で…

埴谷雄高生誕100年

もうあと年末まで2週間を切りました。12月に入り時の過ぎるのが早い。もう今年も終わるのですが、まだ仕事も終わっていません。個人的にも年賀状の準備もこれからです。やることが多い中で、時ばかりが過ぎていきます。12月は本のあちこち拾い読みをするので…

一日遅れの古本の日

毎週水曜日は自ら「古本の日」として、古本屋めぐりをしています。できる場合とできない場合がありますが。このところ仕事が立て込んで、その古本屋めぐりができませんでした。今日はその日頃の鬱憤を晴らすため古本屋めぐりをしました。勢いをつける意味で…

開店休業

師走。慌しく忙しく。本日は休業します。

「BRUTUS」特集「本が人をつくる。」

ブルータス副編集長 鈴木芳雄のブログ12/16の「ふくへん。」で「BRUTUS」が「本が人をつくる。」を特集していました。鈴木さんは今回の特集の内容を次のように書いています。<本はその人の知識、思想、考え方、好き嫌いを形成するツールの一つです。つまり…

建築評論家宮内嘉久さんの訃報

「本はねころんで」で、建築評論家宮内嘉久さんの訃報の記事を読みました。この時期、こうしたことが多いのは推測できるのですが、意外な人が突然というケースが多い気がします。<本日の新聞夕刊を見ましたら、建築評論家 宮内嘉久さんの訃報がのっておりま…

堀部篤史 『本を開いて、あの頃へ』

恵文社一乗寺店の「店長日記」から、また「とり、本屋さんにゆく」でもとりさんがこの本を紹介していました。とりさんは次のように書いています。<DAI-X出版の「仕事と生活ライブラリー」*1なんかを思わせる軽い感じの本。新書サイズかな。すてき。本屋さん…

出版の状況と雑誌の行方

銀座に映画を見に行って来ました。街はX'masのイルミネーションがあちらこちらに。もう来週はクリスマスウィークです。それが終わると、年末となり、今年も終わります。来年はどんな年になるのでしょうか。家に帰り、ブログを一巡しました。その中で朝日新聞…

古本屋めぐり

今日は晴れ。コートが要らないくらいの陽気でした。また明日から寒くなるとか。いままで古本屋めぐりができなかったので、今日は思い切って古本屋めぐりをしました。いつもの神保町から自由が丘へ足を延ばしました。収穫はまずまず、いままでになく冊数が増…

開店休業

連日の開店休業です。年末何かと気ぜわしく、仕事が山積みなので、しばらくこの状態が続きます。ご容赦の程。とはいえ、ブログめぐり。「往来座通信」のなかで、本についてのいい情報が掲載されてましたので紹介します。「池袋本処(ほんどころ)地図 最新 …

開店休業

今日は古本の日

ようやく仕事もピークを超えて、いつもの日常が戻ってきたような気がします。これは一時的なのか、継続的なのか。どちらにしても、書店や古本屋に行けるようになったことは喜ばしことです。いつものコースを久しぶりに廻りました。そして最後は袋に一杯の本…

気になる一冊

今日ブログめぐりをして、気になる本を見つけました。岡崎武志さんの「okatakeの日記」の「西荻発「すぎ丸」に乗った」でこの本を紹介しています。<古井由吉『人生の色気』新潮社は、語りによる自伝あるいは戦後日本の変遷という本だが、こういう言い方はな…

本日の購入本

今日は「古本の日」ではないのですが、気分転換をと思い、古本屋さんに立ち寄りました。ひと通り見てから、何冊かの本をさらに見直し、次の本を購入しました。さらに見直しをするようになったのは、もう積読状態が限界にきているので、厳選する必要があるた…

日高敏隆さんの訃報

今日はまず動物行動学者の日高敏隆さんが11月14日に亡くなったことから書こうと思います。12月6日の朝日新聞の書評欄でその話を知り驚いています。11月ですから、すでにメディアで取り上げていたはずなのですが、見落としていました。日高さんは『チョウはな…

晶文社のこと

あれ以来、晶文社のことには触れていません。また、F・クラドック 『シャーロック・ホームズ家の料理読本 』 (晶文社)は例外として、晶文社の本も買っていません。今日ブログめぐりをしていると、めずらしい本を見つけました。それは「daily-sumus」の「大き…

津野海太郎さんの本

本を整理していて、書店のカバーのかかったままの本を見つけました。それが昨年10月に出版された『おかしな時代 『ワンダーランド』と黒テントへの日々』です。書店のカバーから考えると、買ったまま積読本になってしまった本です。ぱらぱらと読み出すと、こ…