2009-01-01から1年間の記事一覧

出久根達郎 『人は地上にあり』

今日の読了本は出久根達郎『人は地上にあり』(文春文庫)。この本は出久根さんの読書エッセイです。いろいろな題材でエッセイを書いていますが、読書エッセイが一番いいと思います。この本は著者のいう「隅っこの本」を紹介する内容になっています。この「隅…

だらりの一日

今日は曇天。朝は寒かったのですが、午後はしだいに蒸し暑くなりました。少し汗ばむほどでした。いつもですと、今日は外市の最終日ですので、行く予定でしたが、どうしても所用があり、外市に行けませんでした。用事を済ませて、中途半端な時間になってしま…

Apple Computer 10年史 『 SoFar 』

また、ブルータス副編集長、鈴木芳雄のブログ「フクヘン」ではApple Computer 10年史 『SoFar』 (1987年刊) を取り上げていました。<TwitterでいろいろApple関係の話題になって、流れからこの本、『SoFar』 のことになった。Apple Computer 誕生からの10年…

セントラルパークの紅葉

今日はアメリカの話を2つ。まずはいつも紹介している「ニューヨークの遊び方」から「晩秋、紅葉に染まるセントラルパーク The Lake周辺」という記事です。ニューヨークも晩秋。セントラルパークの木々も美しく紅葉しています。掲載されている写真を見れば、…

「外、行く?」 

第17回「古書往来座 外市〜軒下の古本・雑貨縁日〜」が11/7(土)〜11/8(日)にかけて、古書往来座 外スペース(東京都豊島区南池袋3丁目8-1ニックハイム南池袋1階)で開催されます。今年最後の外市になります。「古書現世店番日記」の「2009 LAST 外、行く?」…

東京古本市予定表の更新

今年の8月から「東京古本市予定表」(テスト版)を作りました。東京を中心とした古本市の予定を掲載しています。徐々にページビューも増えているので、来年も掲載していきたいと思っています。今月ブログ等の情報の中から、次の2つの古本市を追加し、予定表を…

12月の新刊文庫から

12月の新刊が「悪漢と密偵」で紹介されていました。まずウェッジ文庫からこの2冊。さすが、ウェッジ文庫!です。 野口冨士男/武藤康史 『野口冨士男随筆集 作家の手』 (ウェッジ文庫) 780円 12/21 薄田泣菫 『独楽園』 (ウェッジ文庫) 700円 12/21 その…

本とグラシン紙

秋から冬へ、季節は変わりますが、変わり目はいつなんでしょう。一昨日、木枯らしが吹き、秋一番の冷え込みになったそうです。そろそろ冬支度の準備が必要なようです。<気象庁は3日、東京地方で2日夜に「木枯らし1号」が吹いたと発表した。昨年より1日遅い…

再び「神田古本まつり」へ

今日は文化の日ですが、寒い一日となりました。ニュースでは11月下旬から12月上旬の気温といいます。一ヶ月早い、突然の冬の到来に、厚手のセーターでなく、フリースを着込みました。今年は連続休日が多くある年です。今週もそうなればよかったのですが、残…

久しぶりにBへ行く

今日は午後から急に寒くなり、風邪が吹き、夕方には雨が降り出しました。暖かかったり、寒かったりと、めまぐるしく天候が変化しています。徐々に秋から冬への地ならしなのでしょうか。自宅に戻る途中、雨が降り出したので、一時待機しようと、久しぶりにB…

多田道太郎さんの『文章術』

今日紹介の本は多田道太郎さんの『文章術』(朝日文庫)です。カバー装丁は田村義也さん。いままで積読本でしたが、今日読了しました。有名な文章読本はいくつもありますが、この本がこれほど面白いとは思いませんでした。食わず嫌いはよくありません。何事も…

今日のブログから

今日はもう一度「神田古本まつり」に行きたかったのですが、夕方予定があったので、午前はTVで全国大学駅伝を、午後は明治と慶応のラグビーを見て過ごしました。[1] <きょうを「古典の日」に−紫式部が寛弘5年11月1日の日記で『源氏物語』に言及したこ…

神田古本まつりへ

今日は午後神田古本まつりに行って来ました。天気も良く、人も多く、賑わっていました。これだけの人が来てくれると、神田古本まつりも大成功ではないでしょうか。( 神保町に新しい店も増えて、街自体変わってきている気もします。)神保町に着くと、まずは三…

「Books News」の紹介

いつもブログめぐりをしていると、刻々と記事が追加され、日々増加の一途。「はてなのアンテナ」の登録数が100を超えていますので、毎日チェックするブログ数も増加しています。「はてなのアンテナ」を非公開にすることもできますが、私は公開しています。実…

書店に動きあり

書店に動きあり。すでに当ブログで紹介の丸善・丸の内本店の「松丸本舗」も、今までにない書店のあり方を示しています。また、「新文化」の記事を見ると、10/29 リブロ池袋本店が改装を終えグランドオープンしました。さらに「新文化」の記事から。11/20に東…

沢木耕太郎さんの本

いつものブログめぐり。今日は e-hon の 「新聞・TVで話題の本」を見ました。このサイトは週ごとに新聞の書評本やテレビで話題の本を取り上げています。メディア別に一覧できるので便利です。10/25の読売新聞の書評本を見ると、沢木耕太郎さんの本を取り上…

今日のブログから

今日から神田神保町の古本まつりが始まります。天候に恵まれ、最高のスタートが切れたのではないでしょうか。週間天気予報を見ると、天気が良さそうなので、本好きには愉しみな週末になりそうです。またブログを見ていると、「セイゴウちゃんねる」には次の…

再び、書店の新しい試み

昨日のブログで「書店の新しい試み」について書きましたが、引き続き同テーマの記事を掲載しました。日曜日朝ブログを書いてから外出し、丸善丸の内本店に行きました。目指すは松丸本舗。行ってみると、書店の一角に松岡正剛さんのプロデュースした不思議な…

書店の新しい試み

10月23日(金) 松丸本舗が丸善・丸の内本店4Fにオープンしました。「セイゴウちゃんねる」を見ると、その詳細を読むことができます。この「事件」はあちこちのメディアでも取り上げられているとか。松岡正剛さんのプロデュースですから、かなり注目度は高い…

秋の夜長の読書のために

「悪漢と密偵」の新刊紹介から。 平凡社 『オーウェル評論集 1 象を撃つ』ジョージ・オーウェル/川端康雄編 11/- 1,365円 平凡社 『オーウェル評論集 2 水晶の精神』ジョージ・オーウェル/川端康雄編 11/- 1,365円 青土社 『アスに驚け』 高山宏 11/下 2,9…

下北沢古本屋めぐり

「okatakeの日記」の10/21「古書ビビビ」を読むと、下北沢「古書ビビビ」が移転したことについて書いてありました。さらにまた、<ああそうか、「ほん吉」のすぐ近くだ。下北沢に古本のいい動線ができました。>と結んでいます。これを読んで、下北沢の古本…

水曜日は古本の日でした

昨日は古本の日でした。あまりに不漁でしたので、掲載しようかどうかを悩みました。釣り上げても、どうも納得のいかないものばかりです。最近は引っかかりが弱く、いい漁ができません。ここ1・2週間はそんな状態が続いています。こうした週もあります。しかし…

今日のブログから

今日ブログめぐりをしました。その中から記事を2つ。10/21の「晩鮭亭日常」から。晩鮭亭さんがウェッジ文庫の新刊を2冊購入していました。 馬場孤蝶 「明治文壇の人々」 (ウエッジ文庫) 平山蘆江 「蘆江怪談集」 (ウエッジ文庫) 私も今月の新刊として…

フリーソフト「読書管理」

10/14のブログでフリーソフト「読書管理」を紹介しました。そのあと、同ソフトをダウンロードし、インストールしました。ここまでは通常のソフトと同じです。次に「読書管理」を起動して使用してみましたが、まだ慣れないせいか、使いづらさを感じました。例…

京都・知恩寺 秋の古本まつり

京都・知恩寺で毎年恒例の「第33回 秋の古本まつり」が下記の予定で開催されます。この古本市に行きたかったのですが、予定が合わずに行くことができません。残念!会 期:10月30日(金)〜11月3日(火・祝)時 間:午前10時〜午後5時 (初日は古本供養終…

だから古本屋めぐり

ブログめぐりをしていると、しばしば羨ましい記事に出会うことがあります。例えば、10/12の「読書で日暮らし」を読むと、Tsubuteさんが購入した本が素晴らしい。これで締めて3000円とは! 茫然自失。そんな思いです。 邱永漢『香港・濁水渓』中公文庫 S55 海…

「Libron」を利用して

10/14のブログで紹介した「Libron」というソフトはAmazon のページから最寄の図書館の蔵書を検索できる便利なツールです。( 但し、FirefoxとSafariのみ対応。)Firefoxを使用して、このソフトを使ってみました。このソフトを利用するにはアドオンの「Greasem…

今月の新刊2冊

今日ブログめぐりをしていて、「空想書店 書肆紅屋」さんのブログ10/16「モノとしての書物」を見ると、何とも不思議、今日まったく同じ本を買っているのです。夕方、新宿に出かけ、待ち合わせまで時間があったので、書店に入り、棚を見て廻りました。そこで…

今日の購入本

今日は夕方いつもの古本屋めぐりのひとつの書店に立ち寄りました。いつもの手に取る本が少ないのですが、今日は意外な本がありましたので、めずらしく3冊購入しました。 篠山紀信・中平卓馬 『決闘写真論』 (朝日文庫) 村松友視 『ヤスケンの海』 (幻冬舎) …

「古書 日月堂」のリニューアルオープン

「古書 日月堂」さんが10月12日に23歩の移転をし、そこに赤を基調とした新しいお店がリニューアルオープンしました。同店はこの新しいお店での店頭販売に加え、自店サイトと「日本の古本屋」での通信販売を行っています。その他にも、さまざまな企画展を企画…