だから古本屋めぐり

ブログめぐりをしていると、しばしば羨ましい記事に出会うことがあります。例えば、10/12の「読書で日暮らし」を読むと、Tsubuteさんが購入した本が素晴らしい。これで締めて3000円とは! 茫然自失。そんな思いです。

こうした出来事があるので、だから古本屋めぐりを続けるのです。めぐりめぐって、1冊でも気に入った本を買うことができれば、それも廉価で、それだけで十分なのです。

しかし、今回は驚喜の購入。Tsubuteさんさんはこれだけで十分でしょう。こうした本が首都圏でまとまって出る? 少々半信半疑です。いい本がいつどの店に出るのかという予想はまったく不可能です。

こうした本との出会いをじっと待つしかないのです。果報は寝て待てではなく、果報は歩いて待てでしょうか。浮きの浮沈をじっと待つ釣り人のように、いい本を手に入れるには辛抱強さが必要です。

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