書店の新しい試み

10月23日(金) 松丸本舗丸善・丸の内本店4Fにオープンしました。「セイゴウちゃんねる」を見ると、その詳細を読むことができます。

この「事件」はあちこちのメディアでも取り上げられているとか。松岡正剛さんのプロデュースですから、かなり注目度は高いはずです。まだ行っていないので、何とも言えませんが、近々丸善の丸の内本店に行ってみたいと思っています。

このことに関連して、今日の日本経済新聞の「そこが知りたい」に丸善社長の小城武彦さんが登場し、インタビューの中でこう話しています。

<欲しい本をネット検索して書くならオンライン販売が便利。書店まで足を運んでもらうには店頭での驚きや喜びが必要だ。今月から東京・丸の内本店に松本清張氏ら著名人がどんな本を読んでいたのかを再現した書棚(蔵書)のコーナーを設けた。『知の空間』としての本屋を目指す>

書店に必要なのは店頭の驚きと喜び。その演出のために、書店はこれからも創意工夫と試行錯誤を繰り返していくのでしょう。その中から、新しい「知の空間」が生まれ、新しい何かが創り出されます。

丸善の丸の内店だけでなく、神保町の三省堂でも10月27日(火)「三省堂古書館」(第2アネックスビル4階 10:00〜19:00 TEL 03-3518-6841)をオープンします。これもまた新しい試みですが、その反響はどうでしょう。果たして神保町の新しい古書の名所なるかどうか。

多読術 (ちくまプリマー新書)        日本という方法―おもかげ・うつろいの文化 (NHKブックス)