水曜日は古本の日でした
昨日は古本の日でした。あまりに不漁でしたので、掲載しようかどうかを悩みました。釣り上げても、どうも納得のいかないものばかりです。最近は引っかかりが弱く、いい漁ができません。
ここ1・2週間はそんな状態が続いています。こうした週もあります。しかし、こう不漁が続くと、何かあったのか?と考えます。 時流が変わったか、いや放出を控えているのか、勘ぐってしまいます。
本買いも釣りと同じで、毎日が大漁ではありません。何日も糸を垂らしても食つきの悪い日はあります。そうした時でも、釣人は我慢しながら、その場所で待つか、あるいは場所を変えて棹を出すしかありません。
そう書きながら、昨日は何冊かの本を釣り上げました。特に新書は古本市で売れないので、躊躇する場合もありますが、今回の2冊は読みたい本だったので購入しました。
- 清水幾太郎 『私の文章作法』 (中公文庫)
- 赤瀬川原平 『猫の宇宙』 (中公文庫)
- 天沢退二郎 『光車よ、まわれ!』 (ピュアフル文庫)
- 大山史朗 『山谷崖っぷち日記』 (角川文庫)
- 中島敦 『南洋通信』 (中公文庫)
- 海野弘 『世紀末パノラマ館』 (丸善ライブラリー)
- 中村良夫 『風景学入門』 (中公新書)