2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

3月も終わり、明日はもう4月

いつの間にか3月も終わり、明日はもう4月です。あっという間でした。それだけあわただしく、目前のことをこなすので精一杯。特に先週は本のことも忘れるくらいでした。3月と4月は年度の終わりと始まり。どこの会社や学校でもこの忙しなさは変わらない。これ…

昨日、新宿へ

昨日は陽気に誘われ、新宿御苑へ。行くと、人の多さに驚かされました。個人だけでなく団体客が列をなしていました。団体窓口も設置され、入場口も増設されていました。肝心の桜はというと、まだまだ一分から三分咲きぐらいですが、新宿駅から人がぞろぞろと…

4月の新刊新書

3月の新刊 坪内祐三『人声人語』(文春新書)は購入しましたが、4月も新書がなにやら面白そうな気配です。「東川端参丁目の備忘録」で、4月の気になる本を紹介していました。その中から、2冊メモしておきます。 関川夏央『新潮文庫 20世紀の100冊』(新潮新書) …

今年の京都の古本市

「京都古書研究会」の 2009年行事予定が掲載されていましたので転載します。予定をスケジュール帳に書いておきますが、今年の京都の古本市、どの古本市に行くことができるのでしょう?5月1日(金)〜5日(火) 春の古書大即売会8月11日(火)〜16日(日) 下…

久しぶりの古本屋めぐり

ようやく仕事も一段落したので、久しぶりに古本屋めぐりに行きました。天気もまずまずでしたので、いつものコースを一巡し、文庫・新書・単行本を物色し、次の本を購入しました。 吉田健一『英国に就て』(ちくま文庫) 福田恒存『私の幸福論』(ちくま文庫) 近…

鬼子母神通り みちくさ市

今日ブログを見ていて、「鬼子母神通り みちくさ市」のページが更新されていました。<昨年11月30日にプレ開催した商店街での古本フリマ「みちくさ市」が4月25日、正式にスタートします。>ということで、その内容が掲載されています。昨年のプレ開催…

坂崎重盛『東京文芸散歩』

今週の火曜日か水曜日の新聞に、新刊として坂崎重盛『東京文芸散歩』(角川文庫)が掲載されていました。 今月どのブログでもこの文庫を取り上げていませんでした。しかし、今日の読書ブログを読んでいると、晩鮭亭さんが「晩鮭亭日常」でこの文庫を取り上げて…

4月「ふるぽん秘境めぐり」in ダイバー

今日ブログを一巡、ブック・ダイバーのブログを見ると、4月15(水)〜19日(日)に行われる「ふるぽん秘境めぐり」by四九発駆会の予告が掲載されていました。参加はいつもの常連さんです。参加店のご紹介(五十音順) 市谷・麗文堂書店 からくさ 奈良の小…

新しい読書ブログを探して

このブログもブログの区分から言うと、読書ブログ(書物ブログ)といわれています。今回久々にこうしたブログを100以上見ましたが、ブックマーク、あるいはアンテナに登録するブログを見つけることができませんでした。昨年から機会あるごとに新しいブログを探…

本に関すること

本に関する読書ブログを読んでいて、気づいたことが2つあります。[1] 読売新聞の「本よみうり堂」では出版トピックとして<【マンガ50年】少年週刊誌誕生>と題して連載をしています。マンガ50年の歴史を遡る企画で3/23少年週刊誌の誕生4では 小学館「週刊…

小田光雄『古本探求』

前に買って読んでいない本、いわゆる積読本を読んでいます。こうした本が何と多いことか。小田光雄さんの『古本探求』もそういう本の1冊です。「あとがき」にもあるように、日本古書通信社の『日本古書通信』に「古本屋散策」として連載されていました。改稿…

虫明亜呂無さんの本

3/21「恵文社一乗店 店長日記」で、虫明亜呂無さんの新刊 『女の足指と電話機 回想の女優たち』(清流出版)を紹介していました。 ご承知の通り<虫明亜呂無と言えば、日本現代文学を愛好される方なら三島由紀夫文学論集の編者としてその名は刻まれているはず…

ブログという表現方法

この「ブログという表現方法」は内田樹『昭和のエートス』(バジリコ)の一文です。ここで内田さんはブログがいかにいい表現方法かについて書いています。<その点(「未来の自分」というのは「ほとんど他人」なのであるから、他人にでもわかるように書いておか…

四方田犬彦『ハイスクール1968』の続編

古本屋めぐりをしていると、意外なものを発見することがあります。今回はWASEDA bungaku FreePaper(vol.15 2008 winter)です。その小特集は「ミシェル・ビュートル」なのですが、四方田犬彦さん、斎藤美奈子さん、上野昂志さんらが各テーマで連載を載せてい…

五反田遊古会へ

昨日の予定通り、WBCを見て気持ちよくジャパンが勝利するのを見たあと、五反田遊古会へ行ってきました。本当は初日午前に行きたかったのですが、あいにくの雨でした。昼から行ったのですが、残り物には福がある、です。一巡してから、「ブ」も廻り、合計で…

3連休に向けて

今日、メールをチェックすると、不忍ブックストリート実行委員会よりメールが着ていました。参加費受領確認メールでした。これで正式に店主として「一箱古本市」に参加することができます。出店日は5/3(日)。出店場所はまだ未定ですが、通知がありしだい掲載…

「藤原新也の現在」とは?

本当に今日は暖かな一日でした。4月の気温とか。桜の開花もこの陽気で早まるらしい。3連休は桜見物か。もう3月桜が散ると4月。また新しい年度が始まります。昨日の購入本の中で、ひとつ気づいたことがあったのでメモしておきます。それは藤原新也さんの本に…

今日は春の陽気

今日は春の陽気。空気が温い。しだいに春めいてきました。こんな日は本を片手に散歩をしたくなります。行先は決めずに、気の向くままに歩いては休み、休んでは歩く。それは夢のまた夢。家の近くに二本の桜があります。その桜が少しずつ花開き始めています。…

春を探しに

今日は晴れなのですが、まだ少し肌寒い一日でした。まだ春は遠いと感じつつ、早く春になればと思いながら、日々を過ごしています。いま読んでいる日高敏隆『春の数えかた』(新潮文庫)の中に、次のような文章がありました。<ぼくにとって春といえば、せめて…

「新書大賞2009」のこと

ひとつ気になっていたのがこの「新書大賞2009」でした。ブログめぐりをしていて、「〈本と音楽〉 風太郎の気ままな水先案内」でこの大賞を取り上げていました。1 『ルポ 貧困大国アメリカ』堤 未果(岩波新書)[16票]2 『強欲資本主義 ウオール街の自爆』神谷…

高円寺「第3回 大均一祭」

高円寺の西部古書会館にて「第3回 大均一祭」が行われていました。昨日200円均一、本日100円均一でした。まだ行ったことがなかったので、今日は気張って行きました。というより、春の陽気に誘われてと言ったほうがいいのかもしれません。午後西部古書会館に…

金田一京助『片言隻語』より

<誰が言い出したも分からない、ほんの一寸した切っ掛けで口に登ったのが、いつのまにか擴がって深く根を張っていたり、そうかと思えば、あゝでもない、こうでも無いと、散々考え抜いた挙句の名案も、往々附いてくるものが無くつて、そのままになってしまう…

山本善行さんの古本屋めぐり

私も古本屋めぐりをよくする方だと自負していますが、山本善行さんの古本屋めぐりはすごい!と思いました。3/14「古本ソムリエの日記」を見ると、これだけの店に立ち寄っています。< ガケ→ぶんこ堂→欧文堂→福田屋→学生リサイクルショップ→吉岡→富山房→不動…

「WEB本の雑誌」のドメイン変更

今日、ブログめぐりをしていたら、「WEB本の雑誌」のページが表示されなくなりました。検索をして、そのサイトを見ると、ドメインが「webdokusho.com」から「webdoku.jp」に変更になっていました。「アンテナ」に登録の方は変更下さい。 →四谷書房

3月〜4月の新刊本

文庫だけでなく、新書・単行本を見てみると、見落としもあるものです。その本を追加しておきます。これは値段からおそらく新書・・・ちくま新書と平凡社新書か・・・でしょう。 松岡正剛『多読術』(筑摩書房) 4/6 840円 平岡正明『昭和マンガ家伝説』(平凡社) 3/13…

4月の新刊文庫

「BOOKS index」 4月の文庫発売一覧(出版社順)を見て、あまりピンとくる文庫がないので、やはり4月は残酷な月か? 再度見直し、ちくま文庫とウェッジ文庫で、気になる文庫を発見!4月のちくま文庫は次の3冊です。 半藤一利 『荷風さんの戦後』 04/08 798円…

今日の読書ブログから

読書ブログから気になることいくつか。最近、本に関するブログを読書ブログ、書物ブログ、あるいはまた古本系ブログというようです。いずれにしてもそこから新刊や古本の情報を得ることができます。それが具体的にどういうものか? 当ブログの「アンテナ@四…

Googleノートブックの使い方

最近ダウンロードし活用しているのがGoogleノートブックです。これは簡単にダウンロードできます。またFirefoxの拡張機能を使うと、下段のバーにノートブックが表示され、すぐ活用できます。いま一番勢いのあるGoogleはいろいろなツールをフリーで提供してく…

「四谷文庫」という企画

今週も終わり新しい週が始まります。先週を振り返り、またいろいろな本を買ってしまったという思いです。ま、これは「蒐集する猿」ですから致し方ありません。最近の購入は単行本より文庫が多くなってきています。意識してというわけではありません。ひっと…

不純な読者の読書

3/7「yomunelの日記」の「日々のあわ」の中で、豊崎由美『勝てる読書 (14歳の世渡り術)』(河出書房新社)と千野帽子『世界小娘文學全集』(河出書房新社)を読んで、坪内祐三さんの『考える人』(新潮文庫)の言葉を思い出し、それを引用しています。<一般論を…