2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

外市と一箱古本市

今日は快晴。春の陽気に誘われて外市に行きました。多くの人が本を見ていました。不況にもかかわらず、こうした本好きの方々がいるから、古本屋さんが成り立っています。古本市といえば、今日の正午から第8回一箱古本市の店主募集が始まりました。私も早速応…

見たり買ったり

3/1の「東川端参丁目の備忘録」の購入本の中で欲しい本が何冊かありました。その中から3冊紹介します。 半藤一利 『幕末史』(新潮社)*1 例えばすでに購入の『昭和史』は平易明快に書かれています。普通の歴史本のような事実の列挙でなく、語りとしての歴史…

桂枝雀は終わらない

2/22朝日新聞の「終わらない」シリーズで、桂枝雀さんが取り上げられていました。桂さんが自死してから今年で10年経つといいます。その記事を読むと、求道的落語家として桂枝雀さんがどういう経過で死に至ったのかがわかります。求道的でもあり、前衛的でも…

加藤周一『高原好日』を読む

先日買った本の中で、いま加藤周一さんの『高原好日』(ちくま文庫)を読んでいます。この本は信濃毎日新聞に掲載されたもので、加藤さんの知人友人について軽井沢を舞台に書き綴られています。その人数、海外の人も含め61名。成田龍一さんは「地縁と知縁の二○…

買いたい本を買った

ゆっくりと書店に行って買いたい本を買うことができませんでしたが、今日は書店に立ち寄り、前々から欲しい本を買いました。購入本は以前にもこのブログで取り上げた3冊でした。本当は4冊を買うつもりでいたのですが、その中の1冊、ウェッジ文庫が見当たらず…

ちくま文庫品切れ続出か

2/24の「黌門客」でhigonosukeさんが次のように書いています。<「ちくま文庫 ちくま学芸文庫 解説目録2009」を見て、ちょっとびっくり。ちくまの殿山泰司、「あなあきい伝」しか在庫がないのですね「JAMJAM日記」は、この間までよく見かけたような気がする…

新宿から荻窪へ

今週は久々に雨が降り、雪も降り、そして晴れました。仕事はまだ一段落していないのですが、昨日は休日としました。気分転換は古本屋めぐり。新宿から荻窪へ廻りました。新宿では、グラシン紙のかけてある古い文庫を見つけました。かなりヤケもあり、時代を…