『広辞苑 第六版』1月11日発売

日本語辞典の最高峰『広辞苑 第六版』(岩波書店)が来年1月11日に全国一斉発売されます。今月から新聞の一面広告を掲載したり、冊子を配布したり、事前の宣伝広告・販売促進を強化しています。

宣伝文句は「ことばには意味がある。/ 広辞苑 第六版」と、単純明快。あまり多くを語らずとも、十分わかってしまうのが、『広辞苑』の凄さか。

宣伝冊子で、加藤周一氏他、多くの識者が『広辞苑』について語っています。その中で、永井愛さん(劇作家・演出家)が辞典の揃え方について、次のように書いています。

「わが家の自慢は、初版から第五版までの広辞苑が揃っていること。新版が出ても、旧版が不要になったりしません」

こうして辞典を揃え、言葉の変遷を追えば、「時代の変化の実相」まで見えてくるといいます。なるほど。こうした辞典の揃えかた、利用の仕方もあるのです。

いま、私の机の上にある『広辞苑』は、学生時代に高円寺の古本屋で買った第五版。その横に第六版を置くかどうか。新年までに決めたいと思っています。*1

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