林哲夫『古本屋を怒らせる方法』

<何を隠そう、百万遍の「青空古本まつり」こそは小生の古本道場であった>

ここにも古本に魅せられた人がいます。林哲夫さん、画家にして、作家。その林さんが今までの古本についてのエッセイ等をまとめたのが、この『古本屋を怒らせる方法』です。(林さんのブログ「daily-sumus」)

目次も1.古本で遊ぶ方法、2.古本を出会う方法 3.古本を読み解く方法の三つに分かれており、それぞれに林さんのしゃきっとした文章が掲載されています。また、これを読むと、関東だけでなく、関西の古本事情もよくわかります。一読を。

<今後、ブログによる情報交換が古書仲間を形成してゆく上でもっとも重要な媒体になることは間違いない>といいつつ、2つのブログを紹介しています。

「okatakeの日記」はそのリーダー的役割を果たすブログといい、「退屈男と本と街」は今古書・書物ブログでどんなブログが人気あるのかを知ることができるといいます。共に書物ブログでは必読のブログです。

古本屋を怒らせる方法