昨日神保町で

昨日は行く予定はなかったのですが、仕事の関係で野暮用ができ、その帰り神保町に立ち寄りました。まず書肆アクセスに行き、東京堂書店で新刊を眺め、小宮山、田村で均一本を見ました。そして最後はブック・ダイバーへ。

このコースでしたが、行ったのが午後というより夕方でした。同日「一角獣の頭蓋骨」のmttさんも神保町に行っていますが、そのいい本を購入しているのです。

例えば、田村書店の均一台で、吉田健一さんのの3冊。『ヨオロッパの人間』『金沢 酒宴』『絵空ごと 百鬼の会』 私が行った時には吉田健一さんの単行本が何冊かありましたが、文庫は完売でした。

この日は吉田健一の日、あるいは講談社文芸文庫の日だったのか ・・・ 残念無念、後悔しきり。私も吉田健一さんの『覚書』(青土社)を買ってしまいました。装幀は駒井哲郎さん。

そのあと、mttさんはブック・ダイバーに行き、フォークナー『熊 他三編』(岩波文庫加島祥造訳)を買っています。またやられた。mttさんのあと、私が各店に立ち寄っているので、まさに後の祭り。

やはり、土曜日の神保町は午前に行かないと、いい本を買うことができないと改めて痛感しました。後悔先に立たず、先手必勝を。今日の教訓というより、これが鉄則なのです。