「荒地」と「どん底」

久々にブログめぐりをしました。「〈本と音楽〉風太郎の気ままな水先案内 」の12/27ブログ「「荒地」と「どん底」」で、当店のブログを取り上げていただきありがとうございます。

私が「荒地」に関心を持ったのは(1)鮎川信夫田村隆一両氏の本を読んできたから(2)ねじめ正一荒地の恋』を読んだから(3)今年「荒地詩集1953」から「荒地詩集1956」までを入手したことからです。

特に(3)は偶然にも幸運にも古本屋で見つけ、即購入しました。本来は全巻揃いがよかったのですが、なによりこの詩集を入手できたことだけで満足でした。あと1951と1952が揃えばいいのですが。

「荒地詩集1953」の執筆者は次の通りです。
黒田三郎鮎川信夫三好豊一郎、野田理一、田村隆一北村太郎、佐藤木実、衣更着信、牧野虚太郎、中桐雅夫、疋田寛吉、伊藤尚志、高橋宗近、木原孝一、栗山脩、加島祥造堀田善衛


それから「どん底」ですが、まさに予想的中です。風太郎さんもあそこに通っていたとは驚きです。私も学生時代に「どん底」「山小屋」などに行きました。どうもあの頃は今と比べると暗く重い時代でした。

あれから何十年も経つと、当時通った店がわずかしか残っていません。新宿だけでなく高円寺にもいい店があったのですが、いまは風俗の店になっていました。あの時、あの場所に、という店がありました ・・・・・ 。