2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「小田光雄の出版・読書メモランダム」より

「小田光雄の出版・読書メモランダム」の2/1「出版状況クロニクル33」で、1月の出版状況についてまとめています。わかりやすいブリーフィングで、たいへん便利です。1月の話題は13項目ありましたが、その中で、ぜひ転記しておきたい項目がひとつありました。…

2月の新刊、思いつくまま

2月の新刊が「注目の近刊・新刊」に掲載されていました。はじめ読みたい本がないと思っていたのですが、一覧すると何冊かはあるものです。食指が動いた本は次の3冊です。 高田里惠子 『失われたものを数えて 書物愛憎』(河出ブックス 予価1365円 2/15) <…

田村義也さんのいい言葉

桂川潤 『本は物である ― 装丁という仕事』 新曜社この本のなかの「あとがき」で、<師というべき田村義也さんがふと語った言葉>を記していました。いい言葉です。一読下さい。<見本が出来上がって、あっ、と失敗に気がつく。”失敗”と言ったって普通の人に…

今週の本棚・この人この3冊

毎日jp の「今週の本棚・この人この3冊」(1/30毎日新聞朝刊)。関川夏央さんが山田風太郎さんの3冊を選びました。[1]警視庁草紙 上・下(山田風太郎著/ちくま文庫/各998円)[2]戦中派不戦日記(山田風太郎著/角川文庫/1000円)[3]人間臨終…

「東京古本市予定表」の更新

「東京古本市予定表」に新たに下記の予定が追加になりましたのでお知らせします。同時に、同予定表も更新しましたのでご覧下さい。イベント:イケブックロ2〜わめぞの古本・雑貨市 in 池袋〜期 間 :3月4日(金)〜6日(日) 雨天決行場 所 :豊島区民セ…

今日は高円寺へ

今日はブログに書きました、高円寺の「大均一祭」に行ってきました。今日が200円、明日が100円の均一セールですので、大いに期待していきましたが、5冊購入しただけで終了。予定の半分にも達しませんでした。それにしても、かなりいいところを持っていかれて…

桂川潤『本は物である 装丁という仕事』

今日はまた晴れ、雨降らず、もう何日になるのでしょう。最長60数日だそうです。東京では冬晴れが続いています。大気もかなり乾燥しています。日本海側は厳しい寒さと大雪です。昨日のブログにも書きましたが、今日は図書館へ予約本 桂川潤『本は物である 装…

ゆず虎嘯deコショコショ市

1/16(日)に開催されました、国立で初めての古本市「くにたちコショコショ市」が盛況のうちに終了しましたが、引き続き、「ふるほん ゆず虎嘯」にて「ゆず虎嘯deコショコショ市」を開催しています。お店は次の場所にあります。 「ふるほん ゆず虎嘯」〒186-00…

粟津潔さんの装丁

久しぶりに粟津潔さんの装丁本を見ました。それは多田進さんのブログ「白の余白」に掲載されていました。やはり、いまでも素晴らしいデザインだと思います。学生時代に粟津さんのデザイン/装幀に出会い、その強烈さ! に圧倒されました。本は読むものだと思…

今日は古本の日

今日は水曜日。古本の日です。いつものコースを一巡。良本、並本、ダメ本等、いろいろな本があります。今日購入した本は私にとっていい本ですが、あなたにとってそうでないかもしれません。逆もまた真なり。すべて良本を仕入れ、販売しようとします。簡単に…

時流はフェイスブックか

その日のブログのタイトルにはいつもは天候のことを書いていました。今日は「晴れ、時流、M → G → F か」としました。「か」をつけるかどうか考えましたが、断定せずにつけることにしました。IT業界はこれからどう変わるかわからない業界ですから。ご承…

岡崎武志さんの「蔵書の苦しみ」

岡崎武志さんのブログ「okatakeの日記」の1/25の記事を読んでいて、まったく光文社新書メルマガに掲載の「蔵書の苦しみ」のことを忘れていました。同ブログで取り上げたときに連載する記事を読んだのですが ・・・・・ 。そこで、今回まとめて4回分を読みました。…

なぜ恵文社一乗寺店に行くのだろう

1/23朝日新聞朝刊読書欄「挑む 変化のときに」は京都、恵文社一乗寺店が取り上げられていました。この書店は京都のみならず全国でも有名な書店です。本好きにとっては京都で必ず立ち寄る書店と言ってもいいでしょう。しかし、わざわざ京都から電車に乗り30分…

茨木のり子さんのこと

日曜日は何といっても新聞の読書欄から始まります。朝日と日経は宅配ですので、まず手にとって読みます。それ以外はネットで書評や記事をチェックします。読書欄を読んでいると、自分の関心がいくつかの記事と繋がります。実に不思議なのです。自分の意識下…

南部と西部の古本市

今日1/22は南部の古本市「五反田遊古会」と西部の古本市「中央線古書展」に行ってきました。この他に、今日は東京古書会館では「がらくた市」が、池袋往来座では「外市」(1/23まで)が開催されました。今日も初日、朝一の原則を実行できませんでしたが、、…

再び、黒岩比佐子さんのこと

「古書の森日記 by Hisako」を読んでいると、今日、「追悼・黒岩比佐子さんDVD上映会」が13:30より15:30まで 東京堂書店神田本店で開催されます。◎追悼・黒岩比佐子さんDVD上映会〜友情出演岡崎武志さん×鈴木千秋さん 開催日時:2011年1月22日(土)13:30…

大寒と2月の新刊

今日は大寒で寒い。1月に入り、次第に寒くなってきました。日本海側は大雪。太平洋側は快晴。そのニュースが日々報じられています。特に、雪の降りかたは久々であったり、極地的であったり、予想外であたり。東京はこれから一段と寒さが増してきます。1月〜2…

今日の引用

<女性は子供がなくては母親になれない。彼女は、自分に母親としてのアイデンティティを与えるためには、子供を必要とする。男性は、自分が夫になるためには、妻を必要とする。愛人のいない恋人は、自称恋人にすぎない。見方によって、悲劇でも喜劇でもある…

今日は古本の日

今日は水曜日、古本の日です。久々にいつものコースを一巡しました。とはいえ、そうゆっくりと見て歩いたわけではありません。古本屋めぐりは時間があればいいといったものでもなく、あわただしく廻ればいいといったものでもありません。その日の自分の調子…

恐妻家のtundowさんへ

「〈本と音楽〉 風太郎の気ままな水先案内」の1/19の記事「くにたちコショコショ市」エピソード(1)」で、tundowさんのブログ「つん堂@tundowの日記」を紹介していました。それをクリックし、リンク先に行くと、「くにたちコショコショ市」で、なんと当店…

「東京古本市予定表」の更新

ひとつお知らせです。例の南陀楼綾繁さんと古書現世の向井透史さんとのコラボ企画「あいおい古本まつり」が発表されました。お二人のブログで、その内容を紹介していますのでご覧下さい。南陀楼綾繁さんのブログ http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20110114向…

「ブ」の半額セール

今日帰りに「ブ」に立ち寄りました。すると、その「ブ」では「本の半額セール」をやっていました。月曜日? 不思議な気がしましたが、それもありかと、覗いてみました。もう朝一で大波にさらわれ、残ったのはそれほどないと思っていました。まだ籠買いをして…

新しい発見はいつも突然に

本のことば、「新しい発見はいつも突然に」。いまその本さえも思い出せません。なんとも情けない。しかし、われわれは小さな発見から大きな発見まで、日々新しい発見をしています。日常は新しいことに満ちていています。新しい一日の始まりなのか、いつもの…

「東京古本市予定表」の更新

4月の「東京古本市予定表」に、次の古本市が追加されましたので、お知らせするとともに予定表を改めて更新しました。 名称:池袋西口公園 古本まつり 期間:2011/04/20〜2011/04/27 場所:池袋駅西口公園 AMULET http://amulet.ocnk.net/ 〒101-0051 東京都…

「くにたちコショコショ市」開催・終了

1/16(日)、国立にて「くにたちコショコショ市」が開催・終了しました。お越しいただきましたお客様、ありがとうございました。こころより感謝致します。今回、国立で初めての古本市。11時のオープンから1時間ぐらいで100名のお客様が来場。いい出足でした。…

明日(1/16)「くにたちコショコショ市」開催

最近、当ブログでバナー広告が多くなっています。それだけ Do something !ということなので、お付き合い下さい。1/16(日)はすでにお知らせの「くにたちコショコショ市」に参加します。尚、詳細についてはブログ「くにたちコショコショ市の日記」をご覧下さい…

Webマガジンいろいろ

筑摩書房のWebマガジン「Webちくま」を見ていると、「 link 」欄に先に紹介したWebマガジンとそれ以外のWebマガジンも掲載されていました。「Webちくま」、「廣済堂よみものWeb」だけでなく、これ以外にも以下のWebマガジンがあります。「Webntt.pub」(NTT出…

一冊の本、あるいは「荘子の夢」

今日、1/16(日)に開催される「くにたちコショコショ市」の準備をしていて付箋のついた本を発見。作業中というのに、その付箋の箇所を読み始めてしまいました。そのなかに、「荘子の夢」について書いた所がありました。読んだとき、どうしてここに付箋を貼っ…

「考える人」2011年冬号

今日たまたま書店で新潮社の「考える人」2011年冬号を立ち読みしていると、偶然にも花森安治さんについての連載を見つけました。津野海太郎さんが「花森安治伝」を書いているではありませんか。今回で3回目ですから、完結はまだ先になります。これも、花森つ…

唐澤平吉さんからのメール

先日、このブログで唐澤平吉さんの「花森安治の装釘世界」を取り上げました。 その記事を見られて、お礼のメールをいただき、たいへん恐縮しています。いいものはいいという思いから紹介しましたが、ご当人からメールをいただくとは予想外でした。ネットって…