南部と西部の古本市
今日1/22は南部の古本市「五反田遊古会」と西部の古本市「中央線古書展」に行ってきました。この他に、今日は東京古書会館では「がらくた市」が、池袋往来座では「外市」（1/23まで）が開催されました。
今日も初日、朝一の原則を実行できませんでしたが、、南部と西部を比較すると、南部の方が面白い本が安く並んでいました。南部では８冊購入しましたが、西部では1冊という結果に終わりました。
南部「五反田遊古会」
- クラフト・エヴィング商會 『クラウド・コレクター』 筑摩書房
- A・ドルフマン他 『ドナルド･ダックを読む』 晶文社
- 山下武 『古書礼讃』 青弓社
- 吉本隆明 『漱石の巨きな旅』 NHK出版
- 百目鬼恭三郎 『読書人読むべし』 新潮社
- 小川博司 『音楽する社会』 勁草書房
- 高島俊男 『天下之記者』 文春新書
- 早川義夫 『僕は本屋のおやじさん』 晶文社
西部「中央線古書展」
ここのところ、南部の優位が続いています。私の嗜好で選ぶと、こうなりました。西部も中央沿線の古書店が高円寺に集まっての古本市です。それほど差はないと思うのですが、どうでしょう。
結果から、南部の方が私の好みに適合し、価格も相応ということになります。どちらがいい悪いではなく、買う立場からいうと、いい本が安く手に入ればそれで十分なのです。
今回も、古本うさぎ書林さんが「本の本」を数多く安く出品されていましたが、朝一でなかったので、その棚からだいぶ抜かれていました。それでもいい本が残っていました。
他の棚も何気なく見ていると、なんと100円の単行本が紛れていました。それが、クラフト・エヴィング商會 『クラウド・コレクター』（筑摩書房）です。何度か出品され、売れなかったのか300円が100円に修正されていました。
確かに、一見すると、裏も表も汚れているので、誰も手に取らない1冊ですが、これはきれいになると踏んで･･･ならない場合もありますが･･･購入しました。これが当たり！でした。こうした本を見つけるのも古本市の楽しみです。
今回は南部からの購入が多かったのですが、次回西部は1/29-30に「大均一祭」があります。例年ですと、初日が200円均一、二日目が100円均一です。ここはやはり初日、朝一を実行したいと思います。
【恒例 高円寺 大均一祭】
2011年1月
29日(土) 全品200円均一 10:00-18:00
30日(日) 全品100円均一 10:00-17:00
西部古書会館(高円寺北2-19-9)
AMULET http://amulet.ocnk.net/
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-18-10 三光ビル ［地図］
Tel & Fax 03-5283-7047 時間：12時〜20時 休日：年末年始
