「考える人」2011年冬号
今日たまたま書店で新潮社の「考える人」2011年冬号を立ち読みしていると、偶然にも花森安治さんについての連載を見つけました。津野海太郎さんが「花森安治伝」を書いているではありませんか。今回で3回目ですから、完結はまだ先になります。これも、花森つながりで、愉しみな連載です。
今回の特集は「紀行文学を読もう」というテーマで、それぞれが紀行文学を読んでのエッセイを書き綴っています。
例えば、「紀行文学この人、この一冊」ではこういうラインナップです。
「旅の本棚」「忘れがたい旅」「アンケート 私の好きな旅の本ベスト3」等が続きます。最後のアンケートは気になるところか。
さらに、気になる連載がありました。先に挙げた津野海太郎さんが「花森安治伝」以外にも、松山巌さんの「須賀敦子の方へ」、原武史さんの「レッドアローとスターハウス 西武と郊外の戦後思想史」、加藤典洋さんの「サンタバーバラ便り」等があります。が、やはり、帰りにこの雑誌を買いませんでした。
明日は購入したい本が書店に並ぶ日です。今年の1月の購入本は久々に心弾みます。こうしたことが増えないと、これからの出版はさらに厳しさを増します。
- グスタフ・ルネ・ホッケ/種村季弘,矢川澄子訳 『迷宮としての世界〔全2巻〕』 上巻1197円 1/14 下巻987円 (上巻はすでに12月に刊行)
- オクタビオ・パス/牛島信明訳 『弓と竪琴』 1/14 定価 1,197円
AMULET http://amulet.ocnk.net/
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-18-10 三光ビル [地図]
Tel & Fax 03-5283-7047 時間:12時〜20時 休日:年末年始