再び、黒岩比佐子さんのこと
「古書の森日記 by Hisako」を読んでいると、今日、「追悼・黒岩比佐子さんDVD上映会」が13:30より15:30まで 東京堂書店神田本店で開催されます。
◎追悼・黒岩比佐子さんDVD上映会
〜友情出演岡崎武志さん×鈴木千秋さん
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- 開催日時:2011年1月22日(土)13:30〜15:30
- 開 場:13:15
- 開催場所:東京堂書店神田本店6階
- 参加費:500円
- お申込:要予約 電話03-3291-5181
また、『パンとペン ― 堺利彦と「売文社」の闘い』(講談社)も増刷されていると聞きます。黒岩さんの評価も高まっています。それを喜んでいるのは黒岩さん自身でしょう。何よりです。
岩波書店の「図書」1月号の「こぼればなし」でも、黒岩さんのことを取り上げていました。そこには、黒岩さんに対してのすばらしい賛辞が書かれていましたので、ぜひ転載したいと思いました。お読み下さい。
<そんな本との偶然の出会いの名人であった「ノンフィクション作家」黒岩比佐子さんが、さる11月17日、52歳で亡くなりました。迫る死と競争しながら完成させた『パンとペン ― 堺利彦と「売文社」の闘い』(講談社)を刊行してひと月後のことでした。黒岩さんは小社からは『『食道楽』の人 村井弦斎』を刊行され、これによってサントリー学芸賞を受賞。この書と今回の『パンとペン』、『編集者国木田独歩の時代』(角川選書)の三著を比読するとき、私たちはここに、出版史を本当の歴史として描きえた最初の歴史家の誕生に立ち会っていたこと、しかもその人をすでにして失ってしまったことを、痛切な思いをもって知るのです。> 「図書」2011年1月号「こぼればなし」より
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