桂川潤『本は物である 装丁という仕事』

今日はまた晴れ、雨降らず、もう何日になるのでしょう。最長60数日だそうです。東京では冬晴れが続いています。大気もかなり乾燥しています。日本海側は厳しい寒さと大雪です。

昨日のブログにも書きましたが、今日は図書館へ予約本 桂川潤『本は物である 装丁という仕事』(新曜社) を取りに行ってきました。いま家でその本を手にとっています。この本は次の5章で構成されています。

第一章 装丁のあれこれ ・・・・・「物である本」を考える
第二章 本づくりの現場から ・・・・・「吉村昭歴史小説集成」の製作過程
第三章 わたしが装幀家になったわけ
第四章 装丁は協働作業 ・・・・・さまざまな仕事から
第五章 かけがえのない一冊

本は物である―装丁という仕事



週末はこの本を読みたいと思います。昨日のブログで、<では、私にとって本とは、それはひとつの器です>、と書きましたが、この本を読み始めて、次の文章を見つけました。わが意を得たりとはこういうことでしょうか。

< 雑誌『デザイン』の編集長を務め、現在はブックデザイン研究を専門としている臼田捷治は、「本文ページから外縁の意匠までのすべての構成要素を総合的に把握し、本の内容に合致した「器」としてひとつにまとめあげるのがブックデザインである」と著書『装幀時代』に記しているが、これが最大公約数的な定義といえるだろう。>(同書 p15)

桂川潤さんの装丁の仕事をいくつか紹介しておきます。

アメリカ―非道の大陸     詩とことば (ことばのために)     魂のみなもとへ―詩と哲学のデュオ


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