2011-01-01から1年間の記事一覧

今日のブログから

まずは、モンガさんのブログ「モンガの西荻日記」から、昨日の荻窪での遭遇の記事を読みました。本当に奇遇ですが、古本屋めぐりのコースが同じなので、当然出会う確率が高くなります。おそらく年内もう一度遭遇しそうな予感がします。その記事のなかで、故…

自分が読みたい本を買う! 

荻窪の「ブ」で声をかけられ、見ると、なんとモンガ堂さん。いつものスタイルで本一冊持って立っていました。先月も荻窪で目撃され、今月も・・・。お互いに何と狭い世界を徘徊しているのでしょう。モンガ堂さん曰く、「ブ」の土日買取分が月曜日に陳列されるの…

林哲夫さんのパリ書店めぐり

林哲夫さんの「daily-sumus」でパリの書店めぐりの記事を読んでいます。ブログ記事で取り上げるのが3度目になるのでしょうか。回を追うごとに、パリの街や書店の風景に魅了されています。アメリカのニューヨークもいいのですが、パリも素晴らしい。NYだけで…

星野智幸さんの選書:ガブリエル・ガルシア=マルケスの3冊

毎日jpの毎日の本棚より、「今週の本棚・この人この3冊」をメモしておきましょう。星野智幸さんの選書:ガブリエル・ガルシア=マルケスの3冊です。 ガルシア=マルケス著、鼓直訳『百年の孤独』(新潮社/2940円) ガルシア=マルケス著、木村榮一訳『コ…

「古本ナイアガラ」の紹介記事

12/10(土)からスタートした「古本ナイアガラ」についての記事を紹介します。すでに「古本ナイアガラ」に出店の方々のブログでも取り上げていましたが、それらを集約できればと思い、今回[「古本ナイアガラ」の紹介記事 ]を掲載しました。【「古本ナイアガ…

坪内祐三さんの新刊

12/7(水)の当ブログで坪内祐三さんが新刊『探訪記者 松崎天民』(筑摩書房)を画像のみで紹介しました。今日の「okatakeの日記」を読みますと、この本、何と足掛け14年の労作だそうです。岡崎さんは次のように書いています。 初出の第一部「ちくま」連載が始ま…

いよいよ始まりました「古本ナイアガラ」

12/10(土)より西荻窪の盛林堂書房にて、一箱系店主による常設棚「古本ナイアガラ」がスタートしました。各店のブログ等を読みますと、オープニングに多少の混雑があったようですが、まずまずの滑り出しだったようです。当店も出品しています。テーマは本の本…

「古本ナイアガラ」の準備終了

「一箱古本市」参加店主よる常設棚「古本ナイアガラ」が明日12/10(土)11:00からスタートします。今日はその準備で西荻の盛林堂書房に行きました。6時30分過ぎに店に着き、小野さんに挨拶をし、棚位置を決めるくじを引きました。何と3番を引き、棚を見ると、…

いよいよ 12/10(土)スタート!「古本ナイアガラ」

いよいよ、12月10日(土)11:00より「古本ナイアガラ」(一箱系店主による常設棚)をスタートします。初日は11:00〜19:00まで。前日の夜、各店が納品をし、独自の棚づくりをします。さてどんな棚になりますか。話があってから、それぞれが仕事をしながら、フ…

電子書籍のこれから

12/6の日経新聞の「電子書籍 小売り本格参入」という記事を読み、各社の電子書籍への動きが活発になってきました。そして、乗り遅れるなという思惑と焦燥を強く感じました。1. 調査会社インプレスR&Dは2010年度の国内電子書籍市場は650億円 前年対比13.2%増…

12/10スタート!「古本ナイアガラ」

そう、12/10(土)にスタートします、「古本ナイアガラ」ですが、徐々に関心が高くなっている気がします。今回のオープンにあたり、各書店さんにフライヤーを置いてもらっています。その数が予想外に多かった。ますはそれだけでも宣伝効果ありでしょう。ご協…

「東京古本市予定表」の更新を

時はいつも通り過ぎていくのですが、なぜか師走は一日一日が加速しています。そしてあっという間に、今年も終わり、新年を迎えることになります。もう来年の古本市が「日本の古本屋」の「即売会情報」で掲載されています。今年の最終月なので、そろそろ来年…

1月の新刊文庫より

12/6の「悪漢と密偵」に1月の新刊が掲載されていました。その中から気になる文庫を2冊メモしておきます。 川本三郎 『郊外の文学誌』 岩波現代文庫 1,281円 1/17 管啓次郎 『狼が連れだって走る月』 河出文庫 998円 1/7 川本さんの本は「郊外」をテーマとし…

岡崎武志さんの12月新刊『古本道入門』

そう、岡崎さんといえば、今月の新刊で、『古本道入門』(中公ラクレ新書) が12/10に発売されます。愉しみな一冊です。サブタイトルが「買うたのしみ、売るよろこび」。帯がまたいい。 敷居が低いが、奥が深い。「本好き以上、古書通未満」の方へ 古本 四谷…

遠い日の映画のよう・・・「okatakeの日記」より

また今日ブログを巡回していると、岡崎武志さんのブログ「okatakeの日記」で、「あの人がいた」と題して矢崎泰久の故人交遊録『あの人がいた』(街から舎)について書いていました。これを読むと、草森紳一さんの話も面白いのですが、色川武大さんの交遊録も…

アンディ・ルーニーの本を見つけて

昨日アンディ・ルーニーについて魚雷さんから教えてもらいました。ブログ記事を書いた後、ルーニーさんの本を探したのですが、見つかりませんでした。今日再度探して、四苦八苦、どうにか『下着は嘘をつかない』を見つけました。かつて(いまもですが)、晶…

アンディ・ルーニーの警句

12/5の「文壇高円寺」を読んでいて、次の記事を読みました。今これを読んで驚いています。全く知りませんでした。 ……すこし前の話になるけど、十一月四日、アンディ・ルーニーが亡くなった。亡くなる一ヶ月前までテレビ出演していた。享年九十二。大往生とい…

今和次郎『今和次郎 採集講義』

今日ブログめぐりをしていて、「漁書日誌ver.β」で面白い本を見つけました。まったくノーマークの本でした。まず「今和次郎」という名前に反応してしまいました。11月末に出版されている新刊です。 今和次郎『今和次郎 採集講義』(青幻舎)2011/11/30 2625…

今週の古本屋めぐり

このところ古本屋めぐりのことをブログに書いていません。12月、まさに師走という時期のせいもあり、またいい収穫がないという理由にもよります。毎週水曜日を古本の日として古本屋めぐりを行っています。日々古本屋さんへは行きたいのですが、行ってしまっ…

古本四谷書房の読みたい6冊

丸善&ジュンク堂のトップページに「それぞれの一冊 2011」が掲載されていました。各店員の方々が今年読んだ本の中で、会えて良かった一冊、なんと、その数、112人の、112冊を紹介しています。その中から当店が読みたいと思う本をさらに厳選しました。それが…

種村季弘の書評宇宙

BOOK asahi.com を見ていると、新しく「種村季弘の書評宇宙」が追加されていました。さて、何が変わったのか。一瞬考えてしまいました。が、それが定かではありません。何しろ、一日に接する情報量のなかで、どれだけの情報量を記憶しているのか。決してすべ…

「daily-sumus」のパリ書店案内

先に林さんのブログ「daily-sumus」のパリ書店案内を取り上げました。今回は「ムッシュー・ル・プランス通あたり」です。各書店の写真を眺めているだけでパリの書店を満喫できます。今回はフランス語、中国語、英語の書籍を扱う書店が紹介されています。多国…

小田光雄さんの「出版・読書メモランダム」

小田光雄さんの「出版・読書メモランダム」の「出版状況クロニクル43」(2011年11月1日〜11月30日)に、「出版業界とその周辺に顕在化しつつある現象」について書いてあります。一読すると、出版の「いま」がわかります。他の出版事情の記事を読んでも、そ…

MARUZEN&ジュンク堂書店の「道標」11月号

MARUZEN&ジュンク堂書店のPR誌「道標」11月号を一読下さい。と、冒頭から宣伝文句になってしまいました。というのも、11月号は内容充実の一冊だと思うからです。何と言っても、特集が「大澤真幸の世界」 で、難波店の福島聡さんが書いています。ずっと大澤さ…

多田道太郎『風俗学 ― 路上の思考』より

視覚中心の文明がすごい勢いですすむと、他の感覚の抑圧が深まり、そして抑圧されっぱなしだったそれらの感覚は、あるとき、歴史の皮肉が働いて、いっせいに視覚への反訳をもとめ、いわば反逆をはじめる。手ざわりを視覚化して素材感を出すというようにして・…

林哲夫さんのパリの書店の最新情報

林哲夫さんが「daily-sumus」でパリの書店を紹介しています。今日のブログ記事「オデオン座まで」を見ると、書店の写真と最後に地図まで載っています。至れり尽くせりとはこのことです。まず、パリに書店はよく似合う。これは「オデオン座まで」だけではなく…

「古本ナイアガラ」(一箱系店主による常設棚販売)の自己紹介文

現在、「古本ナイアガラ」(一箱系店主による常設棚販売)の皆さんはフライヤーを各店に配布しています。同時に参加各店の紹介文をまとめています。各自の紹介文が集まった時点で「盛林堂きまぐれ店番日記」に掲載されるでしょう。当店の自己紹介文は次の通…

見田宗介さんの著作集「一編の長編小説のように」 

あまりにも美しい、美しすぎる言葉です。何と言ったらいいのか。その小説を読んでみたいと思っているのですが。社会学といえば、この「見田社会学」と「加藤(秀俊)社会学」の2つを思い出します。見田さんの著作には見田宗介さんと真木悠介さんのそれぞれの…

日曜日の朝の、土曜日のブログ記事

朝起きて、コーヒーを入れます。そしてブログめぐりをし、新聞を読みます。書評欄から。当然です。書評を読みながら、明日からの読書を考えます。そうこうするうちに、一週間が終わり、また次の週に。来週からもう12月です。今年もあと1ヶ月で、2011年も終わ…

「空想書店」の店主は西村賢太さん

「本よみうり堂」を見ていると、「空想書店」に西村賢太さんが登場。「店主の一冊」では次の4冊を挙げています。 『オリンポスの果実』(田中英光著、新潮文庫、品切れ) 『子をつれて』(葛西善蔵著、岩波文庫、560円) 『本陣殺人事件』(横溝正史著、…