6月〜7月の新刊より

6月・7月の新刊より、次の2冊をピックアップしました。この2冊はすでに当ブログで取り上げたのですが、改めて購入予定本として掲載します。

草森紳一さんの本『記憶のちぎれ雲』は「六○年代、/サブカルチャーは輝いていた/若き日の著者が出会った/個性あふれるクリエイターたちの肖像。/唯一の自伝的青春譜」。書名のサブタイトルは「我が半自伝」です。

小池さんの本は当ブログに掲載した時に、『本の海に釣り糸をおろして』という仮の書名で紹介していましたが、正式な書名が『文字の導火線』となりました。念のため、みすず書房のHPで確認をしました。

6月23日刊
草森紳一 『記憶のちぎれ雲』(本の雑誌社 予価2940円)
日本のサブ・カルチャー草創期からの書き手、故・草森紳一が、60年代後半の編集者時代 (日本初のメンズ・マガジン 『メンズ・クラブ』 と 『婦人画報』) にすれ違ったクリエイターたちの人物像と、彼らが生きた時代を描く。「クイック・ジャパン」 連載の単行本化。

7月8日刊
小池昌代 『文字の導火線』(みすず書房 予価2310円)
濃密な読みに定評ある詩人の書評集。国内外の文学、評伝、写真集、医学書等多岐にわたる分野の書評約100編。本の森へと深く導く本。

記憶のちぎれ雲 我が半自伝        勝海舟の真実−剣、誠、書