谷川俊太郎さんの仕事の現場

 今日毎日新聞の「仕事の現場」で、取り上げられていたのが詩人の谷川俊太郎さん(当年とって87歳)です。
 意外だったのが、詩を読むより、音楽を聴く時間の方が長いということに驚きました。また、その音楽を聴くのも、詩を書くのもMac(マック)の端末です。これを使いこなしで、素晴らしい詩を創り上げているんです。
 クリエーターの人たちでMacを使う人がほとんどです。それだけ、使い勝手がいいのでしょう。私も使っていましたが、不思議なMacパワーがあるようです。
 谷川さんの詩は自ら心の底に流れている音楽を聴き、そこから詩が生まれるようです。
 詩は「メッセージではなく、ひとかたまりの美しい言葉」。「音楽と比べてみるとよくわかります。(歌詞のない)音楽って意味がないはずなのに、人を感動させるでしょう。詩の下には、いつも音楽があるんですよ」詩人はそう語っています。

 

自選 谷川俊太郎詩集 (岩波文庫)

自選 谷川俊太郎詩集 (岩波文庫)