再起動せよと雑誌はいったか

いま仲俣暁生さんの『再起動せよと雑誌はいう』(京阪神エルマガジン社)を読んでいますが、どれだけ再起動した雑誌があるのでしょう。それを考えると、もう雑誌は現代(いま)を捉えることができないのかもしれません。できれば、多くの雑誌が再起動しているはずです。

そうした中で、都築響一さんのメル・マガ「ROADSIDERS' weekly」に注目したい。まさに都築さんの雑誌ですが、ビジネスを前提としてリブートする可能性がありか。曖昧な時代、何といっても、スーパーエディタの強い個性が必要です。

ROADSIDERS' weekly
ロードサイダーズの情報交換ページにようこそ。
ROADSIDERS' weeklyは都築響一がお送りするメール・マガジン。毎週水曜日、独自の取材記事をどんどん配信していきます!
【価格】1,050円/月
【発行周期】 毎月 第1水曜日・第2水曜日・第3水曜日・第4水曜日 (年末年始を除く)
【会員特典】展覧会のプレオープンへの特別ご招待、オフ会の開催、グッズ・絶版書籍等の限定頒布etc.
【発行形式】 PC・スマートフォン向け/HTML形式zzz
※画像を多数掲載するため、携帯電話ではご購読いただけません。予めご了承ください。
【発行人】 都築響一
【運営会社】株式会社テンポ


仲俣さんがかつての雑誌「団塊パンチ」編集長をやっていた赤田祐一さんと対談しています。その中で、仲俣さんが赤田さんに新しい雑誌のヒントを探すためにどこへ行くのかを聞いています。

赤田―[東京堂書店][タコシェ][模索舎]。最近はコミケコミティア文学フリマなどの即売会に足を運びますね。個人発行で50部とは100部とかのリトルマガジンが気になるんです。

3つの書店も「いいね!」ですが、雑誌の再起動を企図する人は大いに参考にして下さい。またリトルマガジンとは、なるほど、目のつけどころが違います。そしてすでに、赤田さんは都築さんの「roadside diaries」( この進化形が「ROADSIDERS' weekly」。)に注目していました。

ROADSIDE JAPAN―珍日本紀行 東日本編 (ちくま文庫)          ROADSIDE JAPAN―珍日本紀行 東日本編 (ちくま文庫)
 
 
ROADSIDE USA 珍世界紀行 アメリカ編       珍世界紀行 ヨーロッパ編―ROADSIDE EUROPE (ちくま文庫)