大竹昭子さんのツイートを読んで

朝8時ぐらいにツイートを見る。佐々木俊尚さんの朝の挨拶から始まる。約30分ぐらいツイートを追う。仕事の場合は昼/午後は見ることができない。夜見る。これも30分ぐらい。自ら時間を切らないと、ツィートはタイムラインを更新して流れる。このくらいがいいところ。

HPやブログの文章は通常通りなのだが、ツイッターは歩きながらというより、走りながらのメディアなので、ツイート文体?を試みたい。140字の制約のなかで、できるだけ明快な短文で書くこと。例えば、「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」の一文。*1

大竹昭子さんのツイートが掲載。140字では字余り。7つのツイートが並ぶ。時に割り込みもあり。これ、ツイッターの弱点 ! ? 読者は(1)〜(7)まで追って読む。ツイートは石田千氏のこと。充実した内容!(7)のツイートでまとめ。これがいい。引用したいが、字数オーバー。やはりこれがネックか。

大西さんは言う。

出会えていない本はたくさんある。これだけ出版点数が多いと、ほとんどがそうなるだろう。だが、あるときつるんとして建物に突然ドアが見つかることがある。今朝はこの書評*2がそのドアだった。

さて、このドアはどうやったら見つかるのだろう。

全方位にアンテナを張り、チューニングの精度を高めるしかないのか ・・・ノイズばかりが多い中で、周波数の合うことって、本当にまれ ・・・ 突然は必然か偶然か ・・・ 「である」で書いてしまった!

読むとだれかに語りたくなる わたしの乱読手帖         彼らが写真を手にした切実さを―《日本写真》の50年



※大竹さんのツイート
1. http://goo.gl/1eGv8
2. http://goo.gl/4QHWU
3. http://goo.gl/yEzmM
4. http://goo.gl/eczXt
5. http://goo.gl/C0obf
6. http://goo.gl/nvCMw
7. http://goo.gl/tOHSz

*1:日本一短い手紙として有名な「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」の一文は、本多重次が天正3年(1575年)の長篠の戦いの陣中から妻にあてて書いた手紙。

*2:紀伊國屋書店の「書評空間」で阿部公彦氏が石田千『きなりの雲』を書評している、その書評。