1月「古本ナイアガラ」に「編集者の本」を出品

今日は寒波の影響か、寒い一日となりました。水曜日なので、古本屋めぐりをする日なのですが、朝から「古本ナイアガラ」への1月の本の選別とスリップづくり。結局2店のみ、結果はゼロでした。こんな日もある!

午後、少し空が曇ってきたので、傘を準備して、納品の本を持って、西荻へ。

1月のテーマは「編集者の本」。かつて表に出ることのなかった編集者がいまは表裏なくメディアに登場しています。表裏さえボーダレス?

編集者はいま、ここにいる1個の人間として、過去・現在・未来をどうかんがえていらのか。その視点から「編集者の本」を選書し出品しています。

生きつづけようと欲する人間の前に、問いのタブーはなく、模索と探求の限界もない。編集者は自由な、開かれた問いを抱き、執筆者と読者に対して提出しつづけるかぎり、編集者である。そしてその時、編集者という職種上の限定はほとんど意味を失うはずである。編集者は人間なのである。多数の読者と共に、時代と状況を切り開いていく創造者のひとりなのである。
原田奈翁雄『本のひらく径(こみち)』p74


本のひらく径(こみち)



今回の「編集者の本」は西荻窪の盛林堂書店の「古本ナイアガラ」の当店の棚に並んでいます。ご覧下さい。

また、「古本ナイアガラ」のブログ「古本ナイアガラの日々」が開設されました。これからの「古本ナイアガラ」の動きは随時このブログに掲載されます。

昨年12月から始動した「古本ナイアガラ」が、今年どんなことをするのか、大いに注目したいと思います。また、その一員として頑張りたいと思っています。