出版状況クロニクル42(2011年10月1日〜10月31日)

この「出版状況クロニクル」は出版状況についての月報です。一ヶ月ごと出版に関しての情報が詳細に掲載されています。このレポートを通読するだけで、その月の出版事情に精通することができます。

出版状況クロニクル42(2011年10月1日〜10月31日)のなかから、「川本耕次の『ポルノ雑誌の昭和史』(ちくま新書)が刊行された。これもまた14と並んで、本クロニクルが推薦する必読の一冊」をメモしました。

また、上記の一文のなかに「また14と並んで」ということばがあります。「14」が気になります。それは次の見出し。「55年全記録」となると、覗きたくなる一冊です。

14.『週刊アサヒ芸能』が創刊55周年を迎え、「男と女のスキャンダル史!」と銘打った「創刊55周年特別記念号」を刊行した。まずはめでたい。


ポルノ雑誌の昭和史 (ちくま新書)        男と女のスキャンダル史! (Town Mook)



だから、ではないのですが、内藤 順さんが「HONZ」で井上 理津子『さいごの色街 飛田』(筑摩書房) を紹介していました。「最後には後頭部をハンマーで殴られたような衝撃を受けた」という、この本、読みたくなりました。

その関連本として、三冊掲載されていますすが、なかでも、原口 剛、白波瀬 達也、平川 隆啓、稲田 七海『釜ヶ崎のススメ 』(洛北出版) が気になりました。これをマーク!して、 さらに、もう一冊追加しておきます。

釜ヶ崎のススメ        山谷ブルース―「寄せ場」の文化人類学