週末の読書

今年はどうも、何か忘れているような、何かやり残したような、そんな気持ちなのです。やはり、明日もう一度「東京名物神田古本まつり」に行こうと思います。

今週は古本まつりの初日買いで勢いがついてしまったのか、別の古本屋さんでも購入しています。加速しないようにコントロールして、とは思っています。

(一方通行、逆走あり? なし!)

この週末は、いま読みかけの安部ねりさんの『安部公房伝』(新潮社)と先日神保町で買ってきた白石かずこさんの『黒い羊の物語』(人文書院)を読む予定です。

白石さんの本は自叙伝なので購入しましたが、改めてじっくり目次を見ると、何とも読みたくなる内容ではありませんか。その目次を転記します。

プロローグ・茶色の季節
詩の夜明け、モダニズム「VOU」の頃・・・五○年代
ビート、ジャズ、男根詩人の時代・・・六○年代
聖なる淫者の旅はじまる・・・七○年代
人種、くに、芸術のボーダーをこえる旅・・・八○年代
ふたたびユリシーズ・・・九○年代
エピローグ

どうでしょう。「幾時代かがありまして」、「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」なのです。

安部公房伝         黒い羊の物語―Personal poetry history