第52回 東京名物神田古本まつり

今日から第52回 東京名物神田古本まつりが始まりました。神保町界隈は10/27(木)から11/3(木)まで賑わいます。毎年行っていて、やはり一番混み合うのが10/29(土)と10/30(日)、そして11/3(木)の最終日です。

週末はいろいろなイベントもあり、掘出物も多いのではないでしょうか。しかし、あの人混みです。頑張っていくのもいいでしょう。本との出会いも縁ですから、いつ行っても、いい本と出会うとは限りません。出会わないとも言えません。

ということで、今日めずらしく時間が取れたので、初日の古本まつりを覗いてみました。今日は天気もよく、陽射しも暖かく、古本日和でした。

いつもの小宮山のガレージセール、田村の100円箱等々、たいへん混雑していました。今回特に気になったのは、初日せいかカートを持っている人が多いこと。またケイタイで値段を調べている人が増えていること。この2点です。

カート君やケイタイ君は本を見る流れというのがあり、その流れを遮るので動きにくくなります。カート君はぶつかると痛い、ケイタイ君は周りを気にしません。そうした配慮さえないのかもしれません。

古本市もいろいろ変わりつつあるので、一概に良し悪しを言えませんが、最低のマナー、他人に迷惑をかけないようにしたいと思いました。

じっくり見るには時間がなかったので、駆け足で各店を見ました。本の種類、状態、価格など、古本まつりだからというものを感じます。これだけの本の数ですから、探求書も見つけやすい。

例えば、洲之内徹さんの本なんかは見つけると見つからない本ですが、文庫の中に紛れていました。こういう本を見つけると、また来たくなります。ゆっくり平日か、混む土日か。

[本日の購入本]


気まぐれ美術館 (新潮文庫)         帰りたい風景―気まぐれ美術館 (新潮文庫)