2冊の脇役本

9/28(水)の[「へのさん」の本でいっぷく]を読むと、濱田健吾「脇役本」(右文書院)・・・そうこの本も未読です・・・を読み終わり、次のコメントが書いてありました。

宮口精二が「俳優館」というミニコミ誌をだしていて、
 第5号が「市川中車を偲ぶ」という特集で、浜木綿子
 追悼文を書いていたとこの本に載っていた。
・なんとタイムリーな……。

この記事を読んで思い出したのが、もう一冊の脇役本 鹿島 茂さんの 『甦る昭和脇役名画館』 (講談社)です。これを買おうと思っていたのですが、まだ買っていない! 2005年の本です。素晴らしい造本でした。

映画の主役はスターですが、それは名脇役がいてこそです。スターに注目が集まりますが、へそ曲がりは何と言っても脇役です。スター以上に、個性的な名優が多いのです。この2冊、探求書のリストに加えます。

脇役本―ふるほんに読むバイプレーヤーたち        甦る昭和脇役名画館