サッカー、野球、バレー、そして本

曇り小雨の天候で、昨日に引き続き涼しい一日でした。今日は巨人−ヤクルト戦のチケットをもらい、東京ドームに行ってきました。天気が悪くても、全天候型球場は観戦のお客様でかなりの入りでした。

試合は巨人は西村、ヤクルトは増渕。ともにいいピッチングをし、投手戦の様相でした。が、西村が先にツーランホームランを打たれ、そのあとも1点加点され、3-0で降板しました。勝ち運に恵まれないピッチャーもいるのです?

結果は3-1で、ヤクルトの勝利でしたが、今日の天候のように、どうもすっきりしない試合でした。投手戦もいいのですが、打撃戦でないと、やはり盛り上がりに欠けるのか。いい試合には適度な緊張と適度なドラマが必要です。

しかし、巨人の上昇ムードの立役者 高橋(由)が9回にホームランを打ち、1点を入れてくれました。これで巨人ファンの皆さんの溜飲を下げた結果になりました。でなければ、この雨の中をドームに来てくれたファンが納得しません。

野球が早く終わってしまったので、東京ドームから飯田橋まで歩きました。あまり当たりのでない飯田橋の「ブ」に立ち寄りました。古本も好球必打を心がけましたが、結果は言うまでもありません。

  • 白石かずこ 『アメリカン ブラック ジャーニー』 集英社文庫
    これは既に一冊持っていたのですが、文庫を整理した時に行方不明になってしまったので購入しました。絶版でほとんど見つけるのが難しい。カバーは湯村輝彦さん、解説は三上寛さん。
  • 伊藤整  『女性の関する十二章』 全日本ブッククラブ版
    「全日本ブッククラブ」は1969年(昭和44)に出版界の共同出資で「全日本ブッククラブ」が設立されましたが、1974年に解散しています。そのクラブ向け販売されていた新書サイズの本。カットが花森安治さん。
  • 新井敏記 『モンタナ急行の乗客』 新潮社
    カバー・帯付で良品でした。帯には次のように記載されていました。「沢木耕太郎佐野元春笠智衆など人生や愛や夢を見つめ続ける男たちを描いた、渾身のノンフィクション!」。


            



今週は、なでしこジャパンの日本選抜との試合、バレーボール女子のロシア戦をTVで観ました。今日の野球を除くと、女子の試合。これも「なでしこ効果」でしょうか。

今日の女子バレーも強かった。 というより、ロシアは主力3人を故障で欠いて、調子が悪すぎたのか。日本が3-0で16年ぶりのストレート勝ち。まさに「歴史的勝利」でした。*1

そう、ラグビーのワールドカップ ニュージーランド大会(9月9日開幕)へ向けた壮行試合も、日本がアメリカに逆転勝利! 男子も男子で頑張っています。また今週末からは世界陸上が始まります。

*1:かつて日本女子バレーが日本の女子スポーツを牽引していた時代もありましたが、今はかつての勢いがありません。時代、選手、日本と世界のレベルの違いもありますが、いまはなでしこの時代。
こうした「歴史的勝利」をあげても、それほど盛り上がらないのはその種目のもつ勢いなのでしょうか。その勢いと時代の勢いが世界レベルで一致することはやはり奇跡なのでしょう。私たちはそれを観ることで感動を得ることができました。なでしこの影響が日本のスポーツ界に浸透しつつあります。女子バレーもロンドンに向けて頑張ってほしいと思います。
あの女子バレーの栗原さんはどうしているのでしょう。おおさか報知新聞は「バレーボール女子のパイオニアは17日、04年アテネ、08年北京五輪に出場した全日本のアタッカー・栗原恵(26)の退団を発表した。昨年から2度、左ひざを手術した栗原は、来年のロンドン五輪出場がかかる11月4日開幕のW杯(東京など)で完全復活するため、治療とリハビリに専念することを選んだ」と伝えています。