東西老舗大古書市へ

昨日から京王百貨店 新宿店7Fで開催の「第61回東西老舗大古書市」に行ってきました。昨年と比べて、今回古書店の参加が少なく感じました。本がぎっしり並んでいるのではなく、ゆっくりと並んでいる。人出も夕方のせいか、まだそれほどではありませんでした。

ちょうど今日から「リブロ池袋本店古本まつり」が東京池袋 西武百貨店 別館2階で開催されています。また8/11からは東急東横店 西館8Fで「第20回東急東横店 渋谷大古本市」も開催されます。そうした影響も多少はあるのでしょうか。

この夏の3大ブックイベントなので、ぜひ行こうと思っています。しかし、最初の古書市が盛況でないと、これからのイベントにも影響を及ぼします。百貨店のウィークデイはこのくらい? やはり賑わうのは土日。でもちょっと心配になります。

古書市の会場を一巡しましたが、どうもピンときませんでした。品揃えにしても、価格にしても、そう均一本も少なかった。今回は磁力を感じなかったのは私だけでしょうか。土日の活気に期待したい。その中で、際立っていたのが次の2店でした。

アジアンドッグ
■ハーフノート・ブックス
※「アジアンドック」のサイトはリニューアル中。また「ハーフノート・ブックス」は更新されていません?

昨年も「アジアンドッグ」をこのブログで取り上げました。西荻にあるネット書店でネット販売を中心に展開しています。いつも充実したラインナップで、見ていて楽しい。今回はいい本を見つけましたので、1冊購入させていただきました。

今回初めて取り上げた埼玉の「ハーフノート・ブックス」は「アジアンドッグ」同様、充実した品揃えなのですが、なかでも文学関係の本が目を引きました。良い本であれば、値段も高い。これは当たり前。最終的に買い手がどう判断するかです。

[本日の購入本]

今日はこの一冊のみですが、ずっと探していた一冊。いい本を見つけるには足まめであること。バシュラールの想像力に関しての本はあと『大地と意志の夢想』を購入すれば、ひと通り揃うことになります。この一冊が高い!のですが、どうにか手に入れたいと思っています。

空間の詩学 (ちくま学芸文庫)        夢想の詩学 (ちくま学芸文庫)