星野博美はシャープな武田百合子か
ブログめぐりをしていると、いつものように「海文堂書店日記」に立ち寄り、「週刊 奥の院 7・24」を読んでいると、意外なことに気づきました。
この記事で取り上げられているのが作家・写真家の星野博美さん。この星野さん、ご承知に通り、『転がる香港に苔は生えない』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞しました。
ノンフィクションライターかと思っていましたが、肩書きは「作家・写真家」とあります。そして最後に「橋口譲二のアシスタント」と書いてありました。知れば、なるほどなのですが、知らないと、まったく?です。
また、先に購入した斎藤美奈子さんの『文芸誤報』(朝日新聞出版)の中で、斎藤さんは次のように評しています。
星野博美は知る人ぞ知る(そして知る人は必ず彼女のファンになってしまう)作家である。 ・・・ (中略)・・・ じつに身の回りのことしか書いてない。シャープな武田百合子、みたいな感じ?
星野さんの本を3冊紹介しています。
- 『転がる香港に苔は生えない』文春文庫
- 『銭湯の女神』文春文庫
- 『のりたまと煙突』文春文庫
現在星野さんの文庫は次の4冊です。ちょっと読んでみたいノンフィクションライターです。斎藤さんの「シャープな武田百合子」が効いています。ネットを調べていると、星野博美さんのブログがありました。こちらもご覧下さい。