水曜日は古本の日
昨日は水曜日なので、古本屋めぐりをしました。朝から晴天で、午後外出したのですが、額から汗が落ちるほどでした。JRも、地下鉄も、百貨店も、お店も節電で、それほど冷房が効いているわけではありません。
今年初の真夏日。こう暑いと本能的に涼しさを求めてしまいます。快適に過ごすことの大切さをしみじみ感じます。昨日の状態が続くと、今年の夏は本気で辛抱する覚悟が必要になります。
昨日はこれだけ忍耐をして古本屋めぐりをしたのですから、釣果もそれなりのものをとなりますが、どうでしょう。それなりに納得はしているのですが ・・・・・ 。それにしても、暑い、長い一日!
[ 昨日の購入本 ]
- 松山巌 『肌寒き島国』 朝日新聞社
- 福島泰樹 『雨の朝、下谷に死す』 砂子屋書房
- 桶谷秀昭 『天心 鑑三 荷風』 小沢書店
- 生島遼一 『鴨涯日日』 岩波書店
- 埴谷雄高 『生命・宇宙・人類』 角川春樹事務所
- 土門拳 『死ぬことと生きること』 築地書館
- 花田清輝 『新編 映画的思考』 未来社
- 磯田光一 『左翼がサヨクになるとき』 集英社
- 吉野秀雄 『やわらかな心』 講談社
- 常盤新平 『そうではあるけれど、上を向いて』 講談社
松山巌さんの『肌寒き島国』はあまり見ない本なので購入しましたが、松山さんと言えば、いま「考える人」に連載している「須賀敦子の方へ」はいつ単行本になるのでしょうか。連載回数からすると、まだまだ先にようです。
土門拳さんの『死ぬことと生きること』に写真が挿入されていますが、その写真だけでも、素晴らしい。写真を見ると、その写真が語るのです。土門さんの写真はそういう写真の持っている底力を教えてくれます。
最近、写真が気になっているのはなぜだろう。