角川春樹事務所の「280円文庫」創刊
角川春樹事務所が「280円文庫」10点を創刊しました。その文庫は次の通りです。Amazonで「280円文庫」と入力し、GOして下さい。文庫の一覧が見れます。
- 与謝野晶子『みだれ髪』
- 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
- 太宰治『桜桃』
- 有島武郎『一房の葡萄』
- 坂口安吾『堕落論』
- 石川啄木『悲しき玩具』
- 芥川龍之介『蜘蛛の糸』
- 梶井基次郎『檸檬』
- 岡本かの子『家霊』
- 高村光太郎『智恵子抄』
あえて、いま、なぜという疑問があります。どうもはっきりと意図がつかめないのは私だけでしょうか。価格は、著作権が切れた作品なので、280円に設定できました。これはわかりますが、採算的にはどうでしょう。
発行部数はというと、初版で1万5千部。今後の発行予定は毎年春に10点ずつ刊行していくそうです。「毎年春」にという一年ごとの発行になります。そんな文庫もあった、という程度で忘れられないでしょうか。
この企画が、売上の増加につながり、新しい読者を確保できればいいのですが、どうでしょう。気になるのはカバーデザインですが、どうでしょう。これからの売上の推移を見守りたいと思います。
※いつもですと、その日のブログ記事を翌日の朝書くのですが、今日はバタバタしてしまい、記事を書く時間がありませんでした。今日6/15仕事から帰り、ブログ記事を書き、アップしました。