五反田遊古会へ

今日は午後時間が出来たので、雨の予報のなか、五反田の遊古会に行きました。南部古書会館の1階はいつも通り何人もの人が本を物色していました。最近は西部と南部には出来る限り寄ることにしています。

が、どうでしょう、西部は平均な品揃えで、時々いい物がでます。しかし、掘出物というと、やはり南部でしょう。一巡目で、必ず10冊以上の本を手に持っています。そこでいったん絞り込みをして、もう一度廻るというのがいつもです。

一巡目でいい本は目には留まりますが、どうしても見落としがあります。これをなくそうと試みますが、なくなりません。そしていつの間にか、二度見をするようになりました。そのほうが漏れなく本を抜くことができます。

本日の購入本は次の通りです。

まず読み始めたのが種村季弘だんの『書国探検記』です。あのちくま文庫の漫遊記シリーズは持っていますが、これは持ったいませんでした。天に多少シミがありましたが、許容範囲、読みたい1冊でしたので購入しました。

また、飯島耕一さんの本はブログにも書きました飯島耕一『詩の両岸をそぞろ歩きする 江戸と、フランスから』(清流出版)を読んで、読みたくなりました。ちょうど棚に1冊あり!購入しました。

宇佐美さんの本は1冊あったような記憶?なのですが、購入しておきました。2002年に亡くなりましたが、「哲学者の矢内原伊作氏らと第2次「同時代」を発刊。詩誌「歴程」にも参加。評論、小説、翻訳などに幅広く活躍。訳書に「空と夢」など。82年、第20回歴程賞を受賞」しています。

このほか、文庫と雑誌を購入。雲行きが悪くなリ、今にも雨が降り出しそうでしたので、急いで新宿に戻りました。