6月の新刊文庫
「悪漢と密偵」より、6月の新刊が掲載されていましたので、その中から気になる文庫をピックアップしました。毎月出版される文庫の中で、何を読むか迷いますが、まずは自分が読みたい文庫から読みましょう。*1
- 渡辺京二/小川哲生 『 渡辺京二コレクション(1)』 ちくま学芸文庫 1,575円 6/8
- 清水幾太郎 『流言蜚語』 ちくま学芸文庫 1,155円 6/8
- 岡崎武志 『女子の古本屋』 ちくま文庫 882円 6/8
- 富士川英郎/高橋英夫 『富士川英郎随筆選』 講談社文芸文庫 1,575円 6/10
- 辺見庸 『たんば色の覚書 私たちの日常』 角川文庫 567円 6/25
- 坪内祐三 『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り 漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代』 新潮文庫 940円 6/28
そう、ちくま学芸文庫といえば、「岡本太郎の宇宙」全5巻が今年2月から刊行されています。東京国立近代美術館で3/8から5/8まで開催の「生誕100年 岡本太郎展」も好評のようですし、6月にはこの全5巻も完結します。現在、3巻まで刊行済み。そこで改めて岡本太郎の読み直しが行われるでしょう。
また筑摩書房のHPを見ていると、「岡本太郎生誕100年記念事業公式サイトへ」というリンクがありました。それをクリックすると、「岡本太郎の宇宙」が目の前に展開します。じっくりご覧下さい。
*1:読みたい本=読める本ではありません。同じであればいいのですが、異なるのが常です。例えば図書館の本の貸し出しは10冊までですが、これを一気に借りて2週間で読みきることは至難の技。最近、図書館の本を借りる場合は3冊〜5冊にしています。このくらいでどうにか追いつけます。これが私の読書ペース。そして次の目標は速読よりも熟読を!です。