日曜日に神保町へ

昨日のブログにも書きましたが、今日は「AMULET」に出品している本を回収するために神保町に行きました。日曜日、神保町に来てみると、本当に人が少ない。来る人はブック派?スポーツ派? 天気がいいので、散歩派か。

ブック派なら古本屋さんがオープンしている土曜日に来るでしょう。その分日曜日は確かに閑散とします。が、あのコミガレは開いていました。さすが、よかった。

しかし、日曜日のコミガレで、いい本と出会いが、記憶の限りではないのです? さてどうしたものか。「AMULET」に行く前に、だめもとで立ち寄りました。当たりがあればよし。なくてもともとです。

そして、いつの間にか、手に3冊の本。

【本日の購入本】
    著 者       書 名  出版社 
青木保  作家は移動する  新書館 
姜信子 安住しない私たちの文化  晶文社 
坪内祐三福田和也  無礼講 酒気帯び時評55選  扶桑社 


作家は移動する     安住しない私たちの文化―東アジア流浪     無礼講 酒気帯び時評55選



青木さんの『作家は移動する』は昨年出版された本。これが紛れていました。かつて江藤淳さんの『作家は行動する』から青木さんのこの本まで、何が変わり、何が変わらなかったのか。

また、姜信子さんの本『安住しない私たちの文化』の帯にはこう書いてありました。

私たちの故郷は
未来にある
考えない想像しない変わらない日常から
大衆文化をテコにして跳ぶ
思考のレッスン

この帯のコピーで読んでみようと思いました。

本を品定めする時には、帯やカバーに書いてある紹介文を参考にしたり、本文やあとがきを読んだりします。いつ何時何がきっかけになるかわかりません。

次に、坪内祐三さんと福田和也さんの対談集です。サブタイトルは「酒気帯び時評55選」。週刊SPA!の人気対談。その構成を石丸元章さん。これも面白そうです。

今日のコミガレは◎でした。と思って、また来週の日曜日に来ると、今度はハズレだったりします。その日そこにいい本があるかどうか。こればかりはわかりません。出たとこ勝負!です。