余震の現況

東日本大震災のあと、いままだ知らなかった単位や数値がニュースで使われています。余震の現況は朝日新聞4/17朝刊からの引用です。

 気象庁によると(4月)15日までに余震はM7級が5回、M6級が72回、M5 以上は計約500回おきた。
 日本に起きるM5以上の地震は、過去5年間では毎年150〜250回。1ヶ月あまりで、平年の2〜3年分が起きた計算になる。

この数字! すごいことが起きています。そして、余震がこれだけ断続的に続くということも初めてです。身体は体感する揺れに敏感に対応します。これは生命を守るための本能です。

人は自然の驚異に耐えるしかないのでしょうか。大震災の本震と余震の繰り返しの中で、こころへの影響は大きいと思います。いま、被災地から離れていても、どこか不安です。それが被災地であれば、なおさらです。

TVを見ていても、避難所でインタビューされる人たちのことばが少しきつくなっているように聞こえます。これは不安定な暮らしのため、長く続く避難生活のためです。それでもじっと堪えて生きています。

三陸海岸大津波 (文春文庫)

地震の年表
明治三陸地震