今日は水曜日、古本の日

今日は水曜日なので、古本の日。午後、古本屋めぐりをしました。当たりハズレがありましたが、意外なところでまとめて10冊以上、文庫中心ですが買うことができました。それぞれ当たりの古本屋さんって、あるものです。

また、いつも同じ店を巡回しているのではなく、新しい古本屋さんも見て歩くことも必要な気がしました。何気なく入った古本屋さんで、意外な掘出物を見つけることがあります。この時は幸運に感謝!

例えば、今回は『島尾敏雄詩集』(深夜叢書社)が百均棚にあり、内心ウソと思いつつ、即買いました。著者は島尾敏雄、装画は駒井哲郎、発行者は齋藤慎爾でほぼ新品。こういう機会が増えればいいのですが ・・・・・ 。

でも、こうした本が1冊でも買えれば、それはそれで、簡単に納得してしまいます。本好きは好きものですから、偏屈なこだわりがあったり、異様な情熱があったりしますが、ほんとは単純なのです。

【本日の購入本】
   著者      書 名     出版社
島尾敏雄 島尾敏雄詩集 深夜叢書社
荒木経惟/中上健次 物語ソウル PARCO出版
多田富雄 寡黙なる巨人 集英社
長田弘 深呼吸の必要 晶文社
奥本大三郎 楽しき熱帯 集英社
田村隆一 詩人からの伝言 メディアファクトリー 
沢村貞子 貝のうた 暮しの手帖社
吉村弘 街のなかでみつけた音 春秋社
奥野健男 小説のなかの人間たち 集英社
松山巌 群集 機械のなかの難民 読売新聞社

寡黙なる巨人     楽しき熱帯     群衆―機械のなかの難民 (20世紀の日本)