3月と4月の気になる本

3/7のブログ「4月の新刊文庫から」で、4月の新刊文庫を紹介しましたが、3月と4月の新刊で、気になる本がありましたので、追記しておきます。

 著者   書 名   出版社  定価  発売
小沢信男 本の立ち話 西田書店 1,600円  3/−
泉麻人編著 東京考現学図鑑 学研
パブリッシング
1,995円  3/22
内田樹 映画の構造分析 文春文庫  620円  4/08



小沢さんの本は「本はねころんで」のブログからの紹介です。小沢さんの東京本(『東京逍遥』『東京百景』等)は持っているのですが、本の本『本の立ち話』は持っていません。これは書店に行き、見てみたいと思っています。(注)Amazonで検索しましたが、見つからず。再度ブログに戻ってみると、本は楽天ブックスで取り扱われていました。

泉麻人編著の『東京考現学図鑑』は「daily-sumus」で知りました。装丁は多田進さん。帯文は坪内祐三さん、とくると、これは買うしかありません。

泉麻人『東京考現学図鑑』(学研パブリッシング、二〇一一年三月二二日、装丁=多田進)。今和次郎・吉田謙吉共著になる『モデルノロヂオ』(春陽堂、一九三〇年)と『考現学採集』(建設社、一九三一年)を中心にして図版と説明文の引用および泉のコメントで構成されている。>

内田さんの本がだいぶ文庫になってきました。昨年から今年にかけて、文庫2冊が出版されました。

  • 内田樹 『街場の大学論 ウチダ式教育再生 』(角川文庫)  2010/12
  • 内田樹『ひとりでは生きられないのも芸のうち』 (文春文庫)  2011/1

すでに教授としての最終授業も終えて、晴れて自由人です。内田さんのブログ「内田樹の研究室」の、例えば「四月になれば私は・・・」などをご覧下さい。何とも羨ましい限りです。