毎日jpの「今週の本棚・この人この3冊」では角田光代さんが池澤夏樹さんの本を3冊紹介していました。
書 名 |
出版社 |
価格 |
マリコ/マリキータ |
角川文庫 |
500円 |
きみのためのバラ |
新潮文庫 |
420円 |
カデナ |
新潮社 |
1,995円 |
また角田さんは池澤さんのいいところを次のように書いています。
<池澤夏樹のすごいところは、そこだ。小説を書きながら、今の世界をまるごととらえているところ。むずかしい言葉をいっさい使わずに、私のような人間にも、(比喩ではない意味での)世界について、世界の未来について、考えさせるところだ。なのに、読後感はきちんと小説のそれだ。ああ、なんとうつくしい場所に私はいってきたのか、なんと気持ちのいい人たちに会ってきたのかと、思わせてくれるのである。>